FC2ブログ

おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる14年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

プレミアムフライデーねー?

 「働き方改革」の一環として政府は「プレミアムフライデー」を提唱しています。毎月月末の金曜日に仕事を午後3時で切り上げ、私生活の充実を図り消費拡大にもつなげたいということらしいです。
何でもかんでも上意下達的に押し付けられるのが好きではない私としては、「ふーん」という感じなのですが、内閣人事局が全省庁に早期退庁できるよう文書を送り、一部大企業でも有給休暇の取得を勧めて早く退社するよう呼びかけたりしていると報道されています。
飲食業、小売業、旅行業などの業界にも期待が広がっているそうです。
早く退社してもその分賃金が減らないように有給休暇の取得を促しているということなのでしょうが、強制するなどやり過ぎると有給休暇は原則としていつ何に使おうと労働者側の自由なので、法律に抵触する可能性もでてきます。
どうせやるなら、15時以降の2~3時間が定時でしょうから、「プレミアムフライデー休暇」など特別有給休暇とした方が休みやすいのではないかと思います。

ところで、「プレミアム」って本当はどういう意味なんだろうと調べてみると、「付加価値」「割増」「上等・上質」などの意味があるようで、 プレミアムビールなどというのは「上等」というような意味で使っているのでしょうか。
「付加価値のある金曜日」、「上等な金曜日」ということになるのでしょうか。
関連業界では経済効果の方ばかり期待しているようですが、何が付加価値で何が上等かは人によりけりだと思います。
必ずしもお金を使わなくても自分にとっての「上等」な過ごし方ができる人はたくさんいるでしょう。

昨晩、親しくしている社労士仲間とちょっとした飲み会を行いました。そのうちの一人の快気祝いだったのですが、病気をすると、平凡な日常を淡々と過ごすことの幸せをつくづく感じるというような話が出ました。
それは私も経験がありますからよくわかります。病気をしなくても東日本大震災のような自然災害を経験すると、いつこの平和な日常が壊れるかはわからない、だからこそ、平凡で穏やかな日常生活を大切に過ごしたいと思うようになる人が多いのではないでしょうか。
時には「上等な」日も必要ですが、大切なのは毎日の生活です。
プレミアムフライデーは早く帰れるけど、その他の日は残業ばかりでは毎日の日常は悲惨です。
日々の暮らしの中で、仕事と私生活のバランスのとれた生活ができるようにすることの方が本当の「働き方改革」だと思います。
家族とのんびり過ごしたり、読みたい本をじっくり読む、趣味に時間を費やす、そんなことができる日常の方が私にとってはプレミアムです。
何となく、なんでも経済効果に結び付けようとする「匂い」を感じてしまう「プレミアムフライデー」なのでした。

PageTop

コメント


管理者にだけ表示を許可する