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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる13年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

年度更新の行政協力に初参加

昨日、私の事務所の管轄の労働基準監督署で、労働保険の申告書を受け付ける業務をしました。


労働保険とは労働者災害補償保険と雇用保険の総称です。それらに加入している事業所は毎年4月1日から5月20日までの間に、前年度分の確定した保険料と今年度分の概算の保険料を申告します。また、期間内に保険料を納付します。(要件にかなえば年3回に分けて納付できる)


申告書は、保険料率や前年納付分などが印字されたものが手引きといっしょに事業所宛に郵送され、各事業所で作成して申告することになっています。

今年は雇用保険の料率が下がったのですが、国会での審議が遅れ、申告、納付も6月11日までに延びました。


申告書の受付業務とは本来行政の仕事ですが、社労士会でお手伝いするということが慣例となっているようです。私も当番日である昨日行って来ました。


私は手続き業務などしたことがないので、3、4日前から社労士試験を受けた時の問題集で徴収法のおさらいをして、申告書作成のマニュアルなどを何度も熟読して本番に臨みました。


ひととおりの勉強で作成の仕方などはわかっているつもりでしたが、やはり申告書の現物を見たことがないのですから、ドキドキ、ワクワク?です。ちょっぴり心配でしたが、「あとは度胸と愛嬌で勝負だ」とばかり自分を励まして出かけました。朝9時から4時半まででしたが、どうにか無事任務を終了しました。


たいていの方は申告書に記入してきますので、計算が合っているか電卓で検算して、記入漏れなどがないかチェックします。中には、「よくわからないから書いてくれる?」という方や、「自信がないから鉛筆で書きました」なんていう方まで様々です。


会社の規模も社員1人から300人以上で賃金総額が億単位になるところまで様々でした。そんな生の触れあいというのはなかなか経験できないので、とても勉強になったと思います。


その日は1日、監督署の臨時職員を任命された形となり、社労士が行政のお手伝い的なことを何故するのかなあという疑問はありますが、よい経験にはなったと思います。


ちなみに、私といっしょに受付業務をした隣の支部の60代ぐらいの社労士の方は「士業は国家に任命されているんだから、士業ひとり、ひとりが労基署であり、職安であると思ってるんだよ。事業主さんの申告がそれでスムーズにいくのなら僕はそれでいいと思うよ」とおっしゃっていました。そんな考え方もあるんだなあと、とても勉強になりました。


その方には、今年度中に事業をやめたいとか、有期事業で今年度の予定がたたない場合の申告の仕方など、本にはないレアケースの時のやり方などを教えていただきました。こうした先輩とのやりとりも貴重な経験となりました。


いつになく早起きをしたので、疲れましたが有意義な1日だったと思います。

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