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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる13年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

つながらない権利

 購読している『ビジネスガイド』という雑誌の5月号に「つながらない権利」について記載されていました。毎月届くこの雑誌、開業当初は結構熱心に読んでいたのですが、最近は読まずに実際に仕事をしている机の隣に置いている「予備机」というような机の上に積み重ねておくことが増えました。絵に書いたような「ツンドク」です。
この記事も、その雑誌を発行している会社のメルマガで気がついたのでした。
これは、フランスで昨年法制化され、今年から施行されている権利だそうで、労働者が労働時間以外の私的な時間に会社などからの連絡をシャットアウトできる権利ということのようです。
勤務時間以外の時間は、本来労働者が自由に使える時間ですから、会社からの連絡に応えなくてもいいはずですが、実際にはなかなかそうもいかないのは、かの地もいっしょだったのでしょう。
バカンスに1か月以上も休暇をとるお国がらですから、そのような「権利」を主張するのも当然なのかもしれません。

 労働者の勤務時間以外に会社から連絡や問い合わせがあるというのは多いのだろうか。と考えてみました。全社で一斉に休んでしまうような会社ならそういうことはあまり考えられません。会社の休みの日でも誰かが出勤していて、わからないことがあり、出勤していない同じ部署の人に電話で聞いてしまう。そんなことはあるかもしれません。
シフト制のサービス業や、休日出勤がやたら多い会社などにはそういうことがありそうです。
「高度情報化社会」と言いますか、携帯電話、メール、SNS等、様々な「つながる」道具があります。自分は休みだから知りませんと完全にシャットアウトできるかというと、後で人間関係が悪くなるかもしれませんし、上司からの連絡だったりしたら、応答しないわけにもいかないかもしれません。もっとも、部下が休みなのに仕事の問い合わせ等する上司は、有能とは思えないですが。

前述の記事では、そのような時間が労働時間とカウントされるリスクがあり、企業としては社内規程など作ってルールを明確にしておいた方がよいというようなことが書かれていました。
私の関与先企業は、だいたい一斉に休んでいるような会社なので、あまりそういう話はしたことがありませんでした。日本で、そのような「権利」が法制化されるかは全く不透明ですが、長時間労働につながるようことは避けていこうという流れですから、今後、そういう話も出てくるかもしれません。労働時間とそれ以外の時間の線引きはきちんとしていく、私的時間に連絡がとれるのはどういうケースかということを考えておくことも必要かもしれないと思いました。

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