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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる12年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

男女共同参画白書を見る

 今月、平成29年の「男女共同参画白書」が内閣府から発表されています(参照)。
第1章働く女性の活躍の現状と課題から第7章の女性に対する暴力まで、いろいろな章があり読みごたえがありそうです。
社労士としては、とりあえず、第1章をみてみました。
そこには、昭和61年(1986年)、平成18年(2006年)、平成28年(2016年)とここ30年間の働く女性の比較がでています。
やはり、目をひくのは就業率(15歳~64歳まで)のアップでしょうか。30年前を見ると、ピークは20歳~24歳のときの68.3%で、その後25歳~29歳でがくっと下がり51.9%、一番底は30歳~34歳の48.4%です。その後40歳~44歳で一番高いときに近づきますが、その後はゆるやかに下がっていきます。
推察ですが、この頃の女性は、20代前半で寿退社、その後家事、育児に専念して、子どもが少し大きくなってから家庭に支障がない程度に働き出すが、介護その他の家庭の事情で退職する人も多かったということなのでしょう。
この就業率の折れ線グラフが、M字カーブを描いているということは、私が受けたときの社労士試験でも出た記憶があります。

 対して、平成28年はというと、ピークは25歳~29歳の78.2%、その後一番低くなるのは35歳~39歳ですが、それでも69.8%です。その後上がり45歳~49歳ではピークに近い76.5%までいき、55歳~59歳まで69.3%と70%近くを維持しています。さすがに65歳以上で15.8%となりますが、60歳~64歳でも60%近い数字となっています。
M字カーブはあるものの、へっこみが少なくなり、表で見ると右側(
年齢が高い方)にずれています。
女性の高学歴化、晩婚化、晩産化ということがこれをみてもわかります。
30年、特にここ10年の間に社会の意識も変化がみられるというようなことが白書にも記載されていました。

ここ10年というと、2008年にリーマンショックがあり、2011年に東日本大震災があり、一部株主は大儲けをした人もいたようですが、総じて一般庶民には経済的に豊かになったという印象はないのではないかと思います。社会の経済的格差は広がっているように感じます。
何故、そう感じるかというと、安いファストファッションのお店がたくさん増えた一方で、こんな高いの誰が買うんだろうというようなブランド店もそれなりに人を集めているように見えるからです。その他、食べ物でも、安いお店もはやり、高級店もありと、ちょっと前よりその差が広がっているように感じるからです。
天災事変も含めて、いつどうなるかわからない。経済的にも自立しておきたいと考える女性が増えるのは当然ですし、結婚して子どもができても働き続けた方がよいとする女性が41%余りで、子どもが大きくなってから再び働く方がよいとした女性37%を初めて上回ったことも記載されています。
女性が社会にでて働き続けるのが当たり前となったということなのかなと思います。
さらに、10年後、20年後には管理職女性もどんどん増えているのかもしれません。女性が働きやすい雇用環境を作るのも社労士としての重要な役割なのだろうと、あらためて思った次第です。

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