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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる13年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

パワハラはいいことなし

 今週、厚生労働省の「職場のパワーハラスメント防止対策についての検討会」の第1回議事録が公開されました(参照)。
かなり文字がずらずらと並び読みにくいので、途中で読むのをやめましたが、豊田議員の騒動が最近起きたばかりなので、世間ではパワハラということに注目が集まっているところだと思います。
セクシャルハラスメントについては、男女雇用機会均等法11条で事業主に対して、性的言動により労働者の就業環境が害されないように措置をする義務がありますが、パワーハラスメントについては法的に明確な規制はなく、各企業の裁量にまかされているのが実情です。今後、法整備も視野に前述の会議なども行われているのだと思います
豊田議員の報道されている録音内容など聞くとこれぞ絵に書いたようなパワハラだなーと思っていました。
「このハゲーーーーー」については、不謹慎かもしれませんが、聞く度に10回ぐらい笑ってしまいました。何度聞いても笑える。あるお笑いタレントが「このネタ2年間使えそう」と言っていましたが、確かに笑ってしまいます。
何故、笑えるんだろうか。私は当事者ではなくまったくの部外者でただ聞いているだけだからだろうか。それとも、パワハラをしているのが女性で、されてるのがそれなりのお年と思われる大人の男性で、弱弱しい声で「すみません・・・」などと言っているからだろうか。

 近は女性でも男性に対して暴力をふるったり暴言を投げつける例があるという話は聞いていましたし、実際にそういうことがあるんでしょうが、ここまで明確に録音されているものが出回る?のは初めてではないでしょうか。
当事者、特にされている方は深刻で辛いでしょうし身心に異常をきたす例もあります。でも、部外者にしてみると悲劇が喜劇に変わるのは世の常ということなのでしょうか。
私が驚いたのは、ある国会議員が、国会議員であの程度のパワハラはよくあるという話をしているのを聞いたときです。
秘書を強く叱責したりするのは騒ぐほどのことではないというのです。人間としての振る舞い方としてそういうことに疑問を感じないのかな、この人は。と思いました。感じてたら、メディアにそんなこと言いませんよね。

さて、パワハラについておさらいしておきますと、業務に対する具体的な注意、指導は原則としてハラスメントにはなりません。
業務に関係のない、例えば「このハゲ」だの「お前の娘が交通事故に遭っても・・・」などということを言いつのり、さらに暴力までふるったとあれば、完全にパワハラです。
業務に関連のある指導であっても、「そんなことじゃ、辞めてもらうよ」というのも、直接の具体的な業務関連の指導ではなく、雇用不安をかきたて、相手を脅かしているわけですからパワハラとなります。
それが、日常茶飯事的な国会議員の事務所というのは、どんな職場なんだろうと疑問を持ちました。パワハラのある職場は、雰囲気が確実に悪くなります。優秀な人ほどどこに行ってもやれる自信がありますから、優秀な人材がどんどん出て行ってしまいます。いいことなんて何もないと経営者や人を雇う立場の人は知るべきでしょう。


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