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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる12年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

損得勘定がすべて?

私は、かねてよりプロ野球のCSシリーズはおかしいと思っていました。
長いシーズンを戦い終えて勝率が高い方が優勝で、それ以上戦わせるなんて選手がかわいそうだと思います。それより、優勝は優勝なんだからそれでよいという意見は以前よりありましたが、最近は、CSシリーズが結構盛り上がり、球団も儲けられるんだからいいじゃないということになっているらしく、文句を言う人はいないようですね。
私のごひいき、と言っても最近はほとんどテレビも見ないし、球場へも昨年一度行ったきりで今年はとうとう行きませんでしたが、西武ライオンズのCSシリーズはさすがに気にして昨日もテレビで見てました。
負けてしまって、ルールだからとはいえ、優勝したのに日本シリーズへ行けないという屈辱、残酷です。
最近、つくづく感じることは、儲かればなんでもよいとする雰囲気といいますか、空気といいますか、いつの間にかそんな世の中になったなーということです。
先週、発表された厚生労働省の派遣社員に対する調査でも、企業の損得勘定で結局犠牲になるのは労働者かなという印象を持ちました。

 

 同調査によると、約4割の派遣社員が今後は正社員で働きたいと答えているそうです。
自ら進んで派遣社員のまま、またはパートなどを望む人を合わせると約3割ですが、これも短時間正社員制度などがあれば、多分、正社員になりたいと答える人が増えるのではないかという気がします。
正社員になりたくない人というのは、家庭の事情などにより長時間労働や責任の重い仕事はできないと考えている人が結構いるのではないかと思います。
「働き方改革」でも盛んに多様で柔軟な働き方を提唱していますが、それが本当に実現すれば、正社員になりたいと思う人は増えるのではないかと思います。
派遣社員というのは、有期雇用が多いですから、期間満了で雇用契約が終わるかもしれないという不安定な働き方です。
その期間だけしか働けないという理由のある人はそれでよいのでしょうが、とりあえず働き続けることを望むのであれば、なるべく安定した正社員になるのが一番よいと考えるのが自然です。

正社員になりたい人のうち、現在の派遣先で正社員になることを望む人が56.8%ですが、派遣社員から正社員にする制度のある派遣先会社は24.4%です。
過去1年間に正社員に登用した会社は制度のない会社も含めて13.%にとどまっていて、低い割合です。
使えるときに便利に使って、必要がなくなったらそこで終わりという、別に法律違反をしているわけではないし、各企業それぞれの事情があるのでしょうが、仕事ぶりを見れば、自社にとって有益な人材かどうかは判断できるのではないでしょうか。そうであるのなら、もう少し派遣社員から正社員にする割合が増えてもよさそうですが、企業にはどのような思惑があるのでしょうか。
人出不足と言われる割には正社員に登用する企業が意外と少ないのかなと思います。
だいたい、特殊なスキルを持つ人を除き、一般的な労働者である人をモノのように右から左に動かす派遣社員の制度は、私はそもそも気にいらない、などと、またそもそも論に行ってしまうのですが、せめて、派遣社員から正社員になりたいと考える人たちには、もう少しそういう道が開かれる制度が作られるといいのにと思います。

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