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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる12年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

上手に年をとることを考える

 守秘義務があるので、詳細は控えますが、最近、ある所であるご相談をお受けしたある方とお話して、いろいろと考えるところがありました。
その方は80歳(男性)だそうですが、現役の短時間労働者です。数名のチームで仕事をしているそうですが、勤続年数が長い方なので、何となくリーダー的立場だそうで、他のメンバーが会社に対する疑問などを、その方に聞いてくるそうです。
いちいち会社に聞くのも躊躇してご相談に見えたということです。
聞きたい事項の要点をきちんとメモにして見せてくださいました。
80歳で現役ということにも驚きましたが、お見かけした感じもお年を感じさせない雰囲気をお持ちです。
ご相談の内容は、労働者が最も関心を持つ事項のベスト3には入ってくるだろうと思われる労働基準法に規定のある重要事項です。

法律の規定内容の説明から入り、具体的にその方にあてはめて詳細について お話すること45分ぐらいでしょうか。
双方向のやりとりもスムーズですし、時々メモをとられ、質問内容も適切で、私の説明に対する反応も良く理解してくださっていることがわかります。
チームのメンバーからいろいろ聞かれ、会社に対して多少の不信感がおありだったようですが、いろいろお聞きすると、むしろ、きちんと法律を守り、法定よりも良い条件の部分もあるということがわかったせいか、最後は明るいお顔になりました。
80歳ぐらいになると、自営業や経営者の方は別として、一般的にはリタイアされている方が多いので現役というところも珍しいですが、滑舌もよどみなくはっきりしていらっしゃって、確かに「人生100年時代」というのはあるのかもしれないなどと思ってしまいました。
何よりも、疑問点を明らかにしようと専門家に相談する意欲をお持ちなのが素晴らしいと思いました。

一通りお話が終わった最後に、「お元気でいいですね。何かご趣味とかおありなんですか?」とおたずねすると、「お酒飲むことかなー」と笑顔です。そして、「それから競馬!」と、ちょっとお茶目な表情です。
「競馬は頭使いそうですから、よさそうですね」と言うと、「頭も使うけど、金も使うよー」と明るくおっしゃって笑いました。私も笑って、無事ご相談は終わったのでした。
「頭も使うけど金も使う」この言葉が頭にしみついたのですが、上手に年をとることの一つのコツかなと思いました。金を使うというのは贅沢したり浪費するということではなく、自分の分相応に、自分のための必要なお金をケチらないということですが、人生の先輩に学ばせていただいた一期一会なのでした。

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