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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる12年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

良い経営者とは?

 日産の前会長カルロスゴーン氏が逮捕されたのは衝撃的な事件でした。
カリスマ経営者として辣腕をふるっているというイメージでしたが、逮捕容疑が本当だとしたら、昔風に言うと単なる「守銭奴」だねーと思ってしまいます。
高額な報酬を受け取っていたのに、さらにお金がほしかったのかな、使い切れないよねと庶民の私としては思うのですが、彼は日産を救ったことには間違いないとする言説が逮捕直後新聞等でも出ていました。
日産は救われたけれど、下請けや閉鎖された日産の工場関連で商売していた会社など、多くの人が泣きを見たのは間違いないだろうし、あまのじゃくな私としては、その多くの人より日産という会社がそんなに大事なのかと思いました。
もちろん、日産かつぶれたら、日本経済全体に及ぼす影響が大きいとされていますから、より少数の人が泣くのは致し方ないとするのが大方の見方なのでしょう。

 この業界に身を置くようになって、以前はお会いする機会もなかった中小企業の経営者にお会いするようになりました。
良い経営者とはどういう人のことを言うんだろうと考える機会も増えました。
ある方は、「毎日、みんなと楽しく仕事ができればそれでいい」とおっしゃいます。ある方は「雇用はとにかく維持したい」とおっしゃいます。
企業規模が違うと言えばそれまでですが、ゴーン氏とはまったく相容れない考え方かもしれません。特に人を切りたくないというのは、経営者と従業員が顔の見える関係である中小企業だからこその発想かもしれません。
その人の家庭の事情などもある程度わかっているとよけいそういう思いになるかもしれません。
それが人間性というものだと思います。
だからこそ、皆さん、何とか頑張ろうと苦労されていらっしゃるのだと思います。簡単に人を切れる人が良い経営者とされるのは、私としては何となく納得のいかないことでした。

しかし、小規模な事業所であっても契約解除した方が会社のためになる人もいるんだなという経験を昨年初めてしました。そういうときの決断も大切なのです。
詳細は控えますが、人を雇うということはやはり雇われるより大変なことかもしれないなと思いました。
私の仕事は「労働及び社会保険に関する法令の円滑な実施に寄与するとともに、企業の健全な発達と労働者の福祉の向上に資すること」(社会保険労務士法第1条)です。
それを忘れずに、少しでも社会のお役にたてるように、今年も研鑽を積んでいかなくてはいけないと思っています。
今年も、一歩ずつ前へ、前へと進んでまいりましょう。

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