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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる12年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

おろそかになりがち?安衛法

 年末、年始に、ブログでは書けないあんなこと、こんなことがいろいろありまして、何とか落ち着いたのが今月半ば過ぎぐらいでしょうか。
気がつくと方々に「恵方巻」の旗がはためいています。自慢じゃないですが、私は恵方巻を食べたことがない。食べたいと思わないから。恵方巻をお好きな方には申し訳ないですが、私にはおいしそうには見えないし、どこそこの方向を向いて食べるとか、あまのじゃくな私にはどうもそういうのがしっくりこないんですね。
でも、毎年の季節を知るツールにはなっています。お正月気分も終わり、寒さももうあとひと月の頑張りかなというのが、私にとっては恵方巻の旗を見かけるころです。
最近、全国的にインフルエンザが流行っているようで、職場でも注意が必要です。
冒頭の「あんなこと、こんなこと」とは関係ありませんが、年末に、お客様から「休養室」についてお問い合わせがあり、「労働安全衛生法」、他の労働法に比べて、ちょっと不勉強だったなと反省したところです。

 「労働安全衛生法」という法律は調べてみると意外と新しく、昭和47年の公布、施行です。
その源流は明治44年制定の工場法にあり、第二次大戦後のアメリカ占領下の昭和22年制定の労働基準法の中に組み込まれていました。第5章の安全及び衛生の部分を独立した法にしたのが労働安全衛生法であり、現在の労働基準法では、第42条に労働者の安全及び衛生に関しては労働安全衛生法によるとあり、第43条から第55条までは削除となっています。
省令で細かい部分が定められているため、法条文を読んだだけではよくわからない点も多々あり、労働安全衛生規則をひっくり返すことになります。
そのため、結構、わかりにくいと言いますか、理解するには時間がかかる場合もあり、これは、専門家としてしっかり勉強してお客様に伝えていかなくてはいけないと、あらためて思った次第です。

さて、「休養室」というのは規則の618条にありまして、常時50人以上の労働者または女性30人以上の労働者のいる事業所で必要な施設で、いわゆる「休憩室」とは違います。
「休憩室」については、規則の613条にありまして、事業規模には関係なく事業者の努力義務とされています。
「休養室」というのは、労働者が「臥床」することができる施設で男女別に作らなくてはいけないとなっています。
これは、急病など緊急の事態により休む必要のある労働者を休ませる場所ということで、「臥床」とは横になって休むということですから、布団、または、簡易ベッドなどの設備、男女別が無理ならつい立て等で仕切れるようにしておく必要があるということのようです。
私も人数的に該当する関与先がありますが、この話は今までしたことがないなーと自分の不明を恥じたのでした。

社労士になって13年目に入り、労働法についてはかなり勉強したつもりでしたが、「労働安全衛生法」はちょっぴり不勉強です。
働き方改革により、長時間労働の是正等、労働者の健康に関心が高まり、法律もその方向に動いていますから、今後「労働安全衛生法」の重要性は高まっていくことでしょう。「社労士の仕事は勉強すること」と、ある知り合いの社労士が言っていましたが、本当にそうだなと思うのでした。


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