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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる13年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

マタイ受難曲を聴く

 先週末、コンサートでバッハのマタイ受難曲全曲を聴きました。
CDでは部分的に聴いていたけれど、全曲通してじっくり聴くのは初めてでした。20分の休憩をはさんで3時間20分の大曲です。演奏者も大変でしょうが、観客も結構大変。座りっきりでかつ身じろぎをしないようにおとなしくしていなければならないクラッシックのコンサートは、意外と疲れるなと初めて思いました。いつもはそんなこと感じたことないのに。
キリストがユダの裏切りに遭い、いわれなき罪で逮捕され、はりつけにされてしまうというおなじみの聖書に書かれている物語を歌にして合唱と独唱を組み合わせた曲集で、ドイツ語で歌われるため配布された資料の訳を確認しながら聴いたこともあり、音楽に没頭できずに疲れたのかもしれません。

 それにしても観客はシニア世代が目立ちました。土曜日の午後でしたが、20代、30代ぐらいの人はあまり見かけませんでした。
こういう大部な曲は、体力とエネルギーのある若い人にこそ聴いていただきたいと思いますが、チケット代も安いとは言えないし、面白いかどうかは人によって評価が分かれるでしょうから、難しいのかなとも思います。
もっと若い人が気軽に行けるようなクラッシックのコンサートがあるといいなと思いますが、自治体の助成などで行われているのか、そのへんの事情は私はよくわかりません。
なにはともあれ、バッハの祈りの気持ちが伝わってくるような時間を過ごすことができました。

最近、東京大学の入学式で行われた上野千鶴子氏の祝辞が話題となっています。東大に入学してくるような人は努力すれば報われる環境にいるが、世の中にはそうではない環境に身を置く人や努力しても報われない理不尽なことも起きる。自分たちが恵まれた環境にいることを忘れず、自分の能力を社会の恵まれない人たちのために使ってほしい。
というようなことをおっしゃったようで、良い祝辞だと私は思いました。
それはいろんなところに「応用がきく」と思います。
私は、コンサートに行って大部な曲を聴く体力とエネルギーとチケット代をもっている。その環境に感謝しなくてはいけない。そして、自分の体力とエネルギー、努力して勉強したことなどを誰かのために使わなくてはいけない。そんなことも感じたのでした。

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