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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる12年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

なんかひっかかるニュース

 当地はこのところめっきり暖かくなり昼間は初夏といってもいい陽気です。気温が20度超えても湿度が低くからっとしていて、暑くもなく寒くもなく快適な気候です。おりしも若葉が出てきて、桜が終わった街にはハナミズキなどが咲き出していて、これからしばしの間、気持ちの良い日が続きそうです。
さて、そういうときでも、何となく嫌な感じのするニュースというのはあるものです。
今朝の朝日新聞には、福島原発の廃炉作業に特定技能外国人を受け入れることができるようになったと報道されていました。
私は、この制度について不勉強で報道で知っている程度なのですが、「技術を伝承してそれぞれの母国に帰って活躍してもらう」という国際貢献という大義名分のもとに始まった技能実習生の制度ですが、結局は3K(きつい、汚い、危険)職場に不足する労働力を補うために利用されるようになってしまったという理解をしています。
安い賃金で働かされた技能実習生が提起した裁判なども勉強したことがあります。
あまり、いいイメージをもっていないのですが、それを、法改正によりさらに拡大して在留期間を長くしたのが特定技能制度のようだということは報道などで認識していました。

 しかし、そのような外国人を福島原発の廃炉作業に受け入れ可能にするとは驚きです。
人出不足だから仕方がないという理由でなんでもOKにしてしまうのでしょうか。
私はなんでこのニュースに嫌な感じを持つんだろうと考えてみました。
働きたい、稼ぎたいと思う外国人がいる、日本人だけでは人出が足りないので、外国人でもいいから来てほしいという企業がある。そこでこの制度を作った。最初はもっと違う目的だったけれど結果的にそうなってしまった。
すでにその時点でご都合主義的なにおいがして嫌な感じなのですが、1号の人は家族帯同も認められないそうで、それも受け入れる側としてどうなのかなと思っていました。
外国人を労働力として活用したいのであれば、日本で不自由なく暮らせるサポート体制をきちんと整えるべきで、それをしないで労働力だけもらうというのはあまりにも虫がいいのではと思ってしまいます。

そして、本来、東京電力と原発を推進してきた国が責任をもって行うべき廃炉作業にまで外国人の労働力を借りるとは。危険を伴う作業なのに、完全に意思疎通ができるのか危ぶむ声もあると報道されています。
もちろん、湯水のごとく電気を使ってきて、政府の原発推進政策にチェルノブイリの事故以来、個人的には反対だったけれど、特に何の行動も起こしていない私自身にも責任があるわけで、そういう心の痛みというか、そんなことで、私はこのニュースにひっかかりを感じるのだと思います。
テレビにあふれる日本礼賛番組にはうんざりしますが、そういう光の部分だけではなく、影の部分についての番組もどんどん作ってほしいなと思う今日この頃です。

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