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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる12年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

勤務間インターバルとフレックスタイム制

 昨日、午後から久しぶりに所属する埼玉県社労士会の研修に行きました。働き方改革関連の就業規則について弁護士さんが講師でお話してくださるとのことで、弁護士さんは、総じてお話がお上手ですし、社労士とはまた違った視点があるので、それなりに有意義だったと思います。
私は、会から研修の情報などメールで配信してもらうように手続きしているので、メールですぐ申し込みましたが、配信後2日ぐらいで定員いっぱいになりましたとお知らせかありました。その後、定員オーバーで断った会員もいるので、申し込んだ会員は必ず来てくださいというお知らせもあり、ちょっと驚きました。会員の関心が高い事項だったのですね。
ハイハイ、絶対行きます。というわけで参加させていただいたのでした。
300人以上はいるのではないかと思われる大きなホールがほぼ満席で、ちょっとした熱気を感じちゃいました。
さて、講義の中で、勤務間インターバルとフレックスタイム制について、ちょっとややこしい問題ですねというお話がありました。

 勤務間インターバルとは、働き方改革関連法の中で努力義務となった事項で、終業時刻から次の始業時刻まで、一定の時間働かないようにして休息をとるという制度です。EU諸国では11時間と私は認識していましたが、講師の先生によると、11時間の国の他に、スペイン、ギリシャなど12時間の国もあるとのことでした。
例えば、11時間のインターバルをとると、夜11時まで残業していたら次の日は通常の始業時刻に関係なく、午前10時まで仕事ができないという制度です。
そのままずらして所定労働時間働くのか、終業時刻は通常のまま短時間の勤務となるのかなど取り決めなければなりません。

一方、フレックスタイム制とは労使協定により対象労働者などを定めて、始業時刻、終業時刻について労働者にゆだねるとする制度です。
労働者が自分の都合で始業時刻、終業時刻を決められますから、私的事情に対応しやすく育児、介護、病気治療などしながら働く人には良い制度です。
勤務間インターバルを導入すると、次の日の始業時刻に制限がかかるので、整合性をどうとるかの問題なのかなと思います。

私見ですが、そんなにややこしいとは思いません。勤務間インターバルは労働者の休息時間を確保して、働きすぎを防止するための制度であり、フレックスタイム制であっても働きすぎの防止は必要ですし、他の労働者と同様に処遇されるべきです。
フレックスタイム制の始業時刻、終業時刻が全く労働者の自由であったら、真夜中に働くことも可能になってしまい不合理です。ということで、労使協定でフレキシブルタイム(出社していい時間帯)、コアタイム(必ず出社しなければならない時間帯)を決めることになっています。
協定で、勤務間インターバルについて記載して始業時刻は勤務間インターバル取得後の時間帯に自由に決めるとしておけばよいのではないでしょうか。

今、あらためて労働時間が注目されています。私も、知識がさびつかないように勉強を続けたいと思います。

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