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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる12年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

ひきこもり問題と企業の社会貢献

 今朝、出かける支度をしながら、ながら視聴していたテレビの情報番組で、引きこもりになった人を社会に出て自立できるように支援するスクールの話を放送していました。
親元を離れて寮で暮らし、地元の協力企業(大手製造業)で働き、自然に誰かの役にたっているという働くことの喜びを感じられるようになってもらい、ひきこもりを脱するという試みをして成功している話でした。
企業の社会貢献にもいろいろありますが、こういう支援をする企業がもっと増えるといいと思いました。
また、国は、「8050問題」などと言って、問題を認識しているわけですから、何等かの策を講じる必要があるでしょう。


 スクールバス待ちの子供と保護者が殺傷された事件と、ひきこもりを関連づける言説がありますが、私は、ちょっと違うと思います。
突然、被害に遭われた方々とご家族の驚き、悲しみ、怒りなどはいかばかりかと思い、胸が苦しくなります。
しかし、メディアは、この犯人の悲惨な生い立ちにもっと目を向けるべきではないかと思います。
両親が離婚して父方の実家に預けられたそうですが、報道でしかわかりませんし、私の感じ方でしかないですが、そこでは厄介者扱いで愛情を注がれたようには思えません。
結局、両親は以後彼に対して何をしてあげたんでしょうか。
捨てられたと感じるような状況だったのではないでしょうか。両親に代わり、彼を受入れ導くような大人が周りにいればもっと違ったのではないか、人は愛情を受けるべきときに受けられないとどんなになるか、ということではないかと思います。同じような状況でも強く生きて自分で自分の道を切り開く人もいるという言説もよくあります。
でも、そうできない人もいるんです。きっと。そういう人を救うにはどうしたらいいかということなのだと思います。

ひきこもり傾向にあったとされていますが、この時代にパソコンもスマホも所持していないというのですから、その心象風景はどんなだったのだろうかと思います。
人を殺傷した行為は許されないことですが、そこに至った境遇に目を向けることがこのような「拡大自殺」(と、心理学的に呼ばれているそうです)を引き起こさないことにつながる、長く、困難な道のりなんだと思いますが、社会全体の問題として考えていかなくてはいけないと思いました。
国は自己責任などと言っていないで、人に優しい社会の構築を目指してほしいなーと思います。企業が何かするにしても、それをしやすくするサポートがあれば、もっと冒頭のような企業も増えるのではないかと思います。

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