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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる12年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

相手の立場に立って考えましょう

 少し前の話題ですが、書こうと思いつつ書き損ねていたので、書いておこうと思います。
遠い昔、私が会社勤めをしていた若かりし頃、通勤には7cmぐらいのハイヒールをはいていたと思います。それは私にとってのおしゃれで、まだ独身で実家に住んでいましたが自分専用の下駄箱をもっていました。
色とりどりのハイヒールやパンプスをとりそろえて、洋服の色に合わせておしゃれを楽しんでいました。駅の階段を駆け上り、遅刻しそうになって全力疾走しても転んだことは一度もないし、苦痛だなんて考えたこともありませんでした。
でも、職場でハイヒールをはくことを強制されていたかというと、全然そんなことはありませんでした。むしろ、仕事中は歩きやすいペタンコ靴に履き替えていました。
時代は変わり、職場で女性だけがハイヒールやパンプスを強制されるのはおかしいと18,000人余りの
人が厚生労働省に署名を出したということがニュースになりました。
その後、厚生労働大臣の見解として「社会通念上業務上必要な範囲なら許容されるのではないか」というような答弁が衆院厚生労働委員会で出されました。

 厚生労働大臣、時代の流れが読めてませんね。職場における社会通念は、ほとんど男性諸氏によって作られた場合が多いんですよ。ほんのちょっと前まで男性中心の企業が多かったのですから。
そうでなかったら、わざわざ「女性が輝く社会」なんていちいち言う必要ないですから。
これだけ「多様性」を尊重しましょうなどと政府も言っているのに、職場でハイヒールやパンプスなど、人によっては健康被害を起こすような履物を長時間はくことを強制するなんて、そもそもおかしくないですか?
「きちんとした印象の靴」というのならわかりますよね。業務によりそれが必要な場合もあるでしょう。ハイヒールやパンプスでなくても、そういう感じの靴はあると思います。
かく言う私も、冒頭での遠い昔の若かりし自分はもういません。さすがに5、6cmぐらいが上限で、それも最近は洋服によりどうしてもヒールの靴でないとおかしいなと思うときだけです。

寄る年波には勝てないということもありますが、一番の理由は危機管理なのです。車を運転するときは、昔からかかとの低い靴を車に積んでおいて、履き替えて運転していましたが、電車などで移動するときに地震が起きたり、事故などで線路を歩いたりする場合があるかもしれず、その場合には、歩きやすい靴が一番です。
そんなわけで、私も最近は「おしゃれでらくちんな靴」を探しています。意外と気にいる靴がないのが残念なのですが。

ちょっと話がずれましたが、言いたいのは、男性はハイヒールはいたことないですよね。一度はいて歩いてみるといいと思います。
結構大変だと理解できるでしょう。自分が大変だと思うことを他人に強制するっておかしくないですか? まして、服装、髪型、靴も含めて、個人の裁量の範囲のことで、きちんとしてほしいなら、スニーカーはだめですとか、革靴にしてくださいとか、色もある程度指定するとか、ハイヒール、パンプスでなくてもいいと思います。
もちろん、ハイヒール履きたい人は履けばいいし、自分で決めることであり人から強制されることではないと私は思います。
例えば、ハイヒールの強制により外反母趾になり苦痛ですと裁判起こしたときに、ハイヒールの強制に合理性はないと判断されるような気もするのですが、裁判官も男性が多いからちょっとわかりませんが。

男社会が作り上げた変な慣習に女性たちが声をあげるのはとてもいいことだと思います。男性諸氏は、社会の慣習などと片付けないで、女性の身になってよくよく考えていただきたいですね。

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