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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる12年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

着ぐるみで熱中症 使用者の責任は?

 当地はというか、北海道の一部を除いてほぼ全国そのようですが、猛暑到来ですね。
先週の記事で、梅雨寒で夏の暑さがなつかしいというような記事を書いたのですが、いきなりの暑さです。
テレビのお天気キャスターの話によると、通常の夏に張り出す太平洋高気圧のさらにその上に大陸側からチベット高気圧というのが張り出してきて、二枚重ねで日本列島が覆われていて、暑さをもたらす高気圧に二重にふたをされている状況だそうです。
暑い空気が充満して出て行かれない状況ということで、猛暑がしばらく続くとか。熱中症対策は必至ですね。
そんな中、大阪の遊園地で着ぐるみを着てダンスショーの練習をしていた20代のアルバイト男性が熱中症になり死亡したといういたましい事件が報道されました。
警察は業務上過失致死の疑いも視野に入れて捜査を進めると報道されています。

 男性は、閉園後の午後7時半から20分間8月からのショーの練習を着ぐるみを着て行い、終了後体調不良を訴えて意識不明となり搬送先の病院で死亡したそうです。練習直前までは異常がなく、水分補給もしていたとのことですが、今後の捜査結果により、使用者側の責任について明らかになってくることと思います。

業務上過失致死というのは、刑法211条で業務上必要な注意を怠り人を死傷させた者、もしくは重大な過失により死傷させた者に対して懲役または禁錮5年以下もしくは罰金100万円の罪となっています。
報道だけでは全く状況が見えませんのでなんとも言えませんが、使用者が必要な注意を怠っていたか、または重大な過失があったかということが問題になります。このような事態がまず想定できたか、できなかったかということが重要だと思います。「予見可能性」があったか否かということです。
想定できたとすれば、そこで必要な注意はなんだったのか、どうすればよかったのか、それをちゃんとやっていたか、という話になっていくのだろうと思います。

アルバイトときくと、非正規雇用者、亡くなった方は28歳とのことですから、この仕事が好きで楽しく仕事をしていらしたのでしょうか。
当該着ぐるみは15キロということです。暑さ対策はどうだったのかということが今後問われるでしょう。同種の業種はたくさんあるので、夏用の着ぐるみの開発は急務ではないでしょうか。
これだけハイテクの時代、子どもも大人も気持ちが和む着ぐるみですから、夏にも快適にかぶれるような工夫を何とか考えていただきたいです。

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