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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる13年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

憂国? 文化庁補助金交付取消

 ラグビーワールドカップが始まり、日本代表が初戦を勝利したこともあってか、いろいろ心温まる関連のニュースが聞こえてきて、日本はいい国だなと思いますが、他方、もう終わってるかもと思うニュースもあります。
その一つが、「あいちトリエンナーレ」事件。展示物の中に韓国の慰安婦を表現したとされる少女像や、昭和天皇を含む肖像が燃える映像作品などがあり、抗議やクレームの電話などが殺到して開催後3日で中止したということは報道で知っていましたが、交付が決まっていた文化庁からの補助金約7800万円が交付の取消処分を受けたというニュースです。
理由は、手続き上の不備とか。報道によると、県が問題になりそうな展示があり警備体制などを警察と相談していたにもかからわず、その件について報告がなかったため、適正な審査ができなかったからだそうです。

 いったん決めた補助金の交付を全額取り消すのは前例がなく異例とのことです。
あくまでも私見ですが、役所というところは前例がないことはやりたがらないはず。とにかく前例大好き。前例どおりやりたい人たちの集まりのはず。何等かの忖度だか、圧力だかがあったと想像するのが普通です。
このようなことがまかり通ると、各自治体は先鋭的なものや政治的に反対意見が出そうなものは展示を控えるようになり、最終的には芸術家たちの発表の場を奪い、一般国民も憲法で保障される表現の自由が奪われることになります。

そもそも批判している人のほとんどは実際に展示物を見ていないそうです。ネット等で見て「けしからん」と短絡的に電話したりしているようです。
人を批判するのは自由です。でも、実際に自分が見ていない芸術作品について文句を言うのは、無責任な言動ではないかと思います。
また、芸術作品というのは、自分が気にいらないとしても、気にいる人もいるかもしれないぐらいの想像力をもって見るものではないかなと思います。
いずれにしても、その批判の「筋」はあまりよろしくないと私は思います。
そのような批判に対しては毅然とした態度をとらないと、表現の自由なんて守れないのではないかなと思います。
その点、国を提訴する姿勢を見せている大村知事はすごくまともに見えます。
憂国? この国の未来はどうなるのかな? 

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