FC2ブログ

おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる13年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

まだまだ浸透していない男女雇用機会均等法

当ブログのおまけとしてFC2ニュースが左側の下の方にあります。


自分でも時々見るのですが、何故か大手の(朝日、読売、毎日等)新聞社の記事ではなく、地方の新聞社の記事がよく出ていて、私が読んでいる新聞とは一味違う記事などが読めて、なかなか興味深いのです。


先日見つけた記事(参照)も神戸新聞の記事で、大学4年生の女子を対象に行ったアンケート結果が載っていました。兵庫労働局の調査ですから、都内あたりだとまたちょっと違う結果かもしれません。

就職活動の際に「男女で異なる扱いを受けた」と答えた人の割合が30%近くあり、2004年以降ほぼ横ばいだということです。


男女雇用機会均等法が施行されてから20年もたち、今年の4月からは女性だけでなく男性に対する差別も禁止となり、さらに一歩進めた改正が行われたばかりだというのに、まだまだそんな調子なんでしょうかね。逆に、残りの70%はそういうことがないとも言えるので、それをどう考えるかでしょうか。


アンケート結果は県内の大学17校の(調査依頼は30校に行った)782人からの回答です。就職活動中に「男性と異なる扱いと思われることを経験した」という女子学生が全体の27.1%いたとのことです。


具体的には「面接時に『結婚や出産をしても働き続けるか』と女性だけに質問していた」との内容が最多だったそうです。


その他には、「説明会で『10人採用するうち女性は1人だけ』と言った」とか、「支社勤務をしないと昇給しないのに、女性は転勤なし(すなわち昇給しない)と説明された」とか、「女性選考会という看板が掲げてあった」などの事例があります。


これらはいずれも女性であるというだけで差別をしているわけですから、均等法違反は明らかです。というよりとても初歩的差別ですね。最近は見かけ上わからない差別が横行しているということで、4月から「間接差別」が禁止になったばかりです。(当ブログ過去記事参照)


4月から男女雇用機会均等法では男性に対する差別も禁止したため、男子学生から「事務職は女性しか採用されない」と言われたという相談も寄せられているそうです。


「男性だから」「女性だから」という理由で雇用についての制約を設けることなく、全ての労働者に平等に機会を与える(法律的制限や合理的な理由のある一部の職種は除きますが)というのが、均等法の精神です。


経営者側が法の精神を理解し、雇用管理をするにあたり差別のない職場を作っていただくようにお願いしたいと思います。

PageTop

コメント


管理者にだけ表示を許可する