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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる13年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

傷害年金で貯金目標2000万円?

 私は業務に関連してネットでいろいろ検索することがあります。
ネットに記載されていることは玉石混交であり、中には発信者が自分の利益のために事実と違うことを書いていたり、あれこれ誇張されている記事があることは理解しています。
ですから、自分の業務に直接使用する、例えば依頼された原稿の資料にする場合などは、関連の行政官庁のもの、またはその関連の公的機関の発信したものしか使いません。
でも、私的興味でネットニュースを見たりはするので、検索しているうちに自分の業務と関係がある記事などを見つけてつい読んでしまうこともあります。
ですから、以下に記載することの真偽のほどは全くわかりませんが、社労士を名乗る方が記載されている事項です。
その方が相談を受けた事例だそうですが、うつ病で障害年金を受給していた女性のお母さんからの相談で、担当医師が変わったことにより、医師とのコミュニケーションがうまく取れず、結果的に障害年金が受給できなくなったが、病状は悪化していてどうしたらいいかとの相談だったそうです。

詳細を確認すると 、娘さん(障害年金受給者)は、月6万円あまりの障害年金をほとんど貯金していて、2000万円貯めることが目標だったそうです。しかし、ずっと受診していた医師が高齢のため退職して30代の男性医師に変わり、自分の状況について説明がうまくできなくて、医師の判断としてはそこまで重症ではないとのことだったようで、一時支給を停止するとの通知があり、本人は「障害年金を貯金して2000万円つくり将来に備える」というモチベーションがなくなり、受診もしなくなり1年たった今ではほとんど外出もままならず症状が悪化しているということです。
そして、医師の受診に当該社労士に付き添ってきてほしいという依頼だったそうです。

当該社労士は、社労士が医師の診断について異議を唱えたり、傷害年金を受給できるように圧力をかけたりすることはできないことなどを説明して、医師と本人が了承すれば付き添うことは可能であることを説明したそうです。もちろん、報酬も必要であることを伝えたとのことです。
両人の了解を得て診断に付き添い、補足説明など、医師に聞かれたことについては答えたところ、その後また受給できるようになり、本人も前向きになって、また貯金をし出して通所の作業場などへ通うことも検討しだしたという内容でした。

私が違和感を覚えたのは「障害年金を貯金して2000万円ためるのが目標」というところです。
傷害年金は、傷害の状況と初診日前日における納付要件等いくつかの要件を満たせば受給でき、収入の有無は要件にはありません。
また、受給した年金についてどのように使うかは本人の自由です。ですから、貯金しようと遊興費に消費しようと問題ないのですが・・・。
月、6万円あまりということで、多分障害基礎年金2級で現在約78万円/年ですから、20年かけても2000万円にはなりません。
私自身、この問題に対する違和感を人様にうまく説明できるほど、頭の中が整理できていないのでこれ以上書くのは控えますが、社会保障費の在り方というのは難しいなと思ったのでした。
折しも、新年度の予算案が発表になり社会保障費が歳出の約3分の1を占めているということで、いろいろ考えざるを得ません。





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