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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる13年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

命より経済が大事?

 世界を席巻 する新型コロナウイルスですが、対策としては「検査と隔離」というのが世界の主流です。特に、このウイルスは、無症状や症状の軽い人も多く、検査して見つけないとそのような人たちを見逃し感染を広げてしまうと言われています。
どんどん検査することにより早期に感染者を見つけて隔離する、また、人と人との接触や人が移動することで感染を広げるリスクを減らすため、感染していない人も極力移動を減らす、人と会うのをやめるということだと思います。
それにより、当然経済は停滞します。お客さんが来なくなったり休業により収入がなくなる人もいます。
なので、世界の主流は休業補償をして休業して家にいてもらうです。それでもなかなかウィルスの勢いは止まりません。
公表されている日本のクラスター対策班の論文を読むと、2月半ばに専門家会議ができた当初の方針として経済への影響をできるだけ少なくして感染拡大を防ぐというものだったとしています。検査能力にも限りがあり備えがないため、検査を希望する人々が一般病院につめかけ、医療崩壊をすることを防ぐため、疑いが濃厚な人のみを検査対象として、陽性だったら、その人と接触が密だった人を検査する、要するに検査対象をかなり絞り込むというものでした。
これは徹底的に検査して感染者をどんどん見つける韓国をはじめとして、その後の世界の国々と全く違うやり方を選択したことになります。

 理由としては、医療崩壊の恐れの他、検査が100%正確ではなく7割ぐらいしか正しくない、ほとんどの人は軽症なので家にいてもらえば自然に回復するなどということが挙げられています。
そして、いわゆるクラスター潰しに注力すれば医療崩壊も起こさず、経済的影響も少なくでき、感染拡大を防ぐことができるということだったように、私の読解力が足りないかもしれませんが、私は論文ではそう読めました。

さて、このやり方については、いろいろ批判が出ていますし、現状を見れば是非は明らかではないかと感じています。クラスター潰しは理解できますし、そこから「三密」など見えてきた部分もあり、そういう点では貢献していると思います。
しかし、聞き取り調査であれこれ確認したり聞いたりするのはすごく大変だし、正直に言わない、言えない人もいる、2週間の記憶は曖昧な部分もあるでしょう。
そして、このウィルスは濃厚な接触だけではなく、電車のつり革や手すり、スーパーのかご、エレベーターのボタンなど、不特定多数の人が触ったものに触って、もしそこにウイルスがついていたとしら、その手で口や鼻、目などを触ることによる接触感染もあるそうです。
「三密」だけが感染源ではないのですから、「三密」のみをアナウンスして接触感染の部分を忘れることはまずいと思います。
そうであるならば、クラスターに関する調査ではわからない感染者がいるかもしれないというのは、容易に想像がつきます。
クラスター調査では100%の感染者を見つけるのは無理で、もれた人から感染が拡大することもあり得るのでは?

反論として、検査をやっても完璧でははなく見逃しもあるのは同じということなのですが、少なくとも検査をしてもらえず医療機関を転々としているうちに医療者に感染させてしまうリスクはだいぶ減るのでは?
何よりもクラスターを管理すれば感染拡大を防げるということは仮説ですよね。世界中のどこの国でも現状ではやってないんだし。根拠についてもはっきりしない。仮説に拘泥しているうちに1月たち、1月半たちするうちにじわじわと感染が広がり、のっぴきならない所に到達してしまったように私には見えてしまいます。
人の健康と生命より経済を優先または同等とした結果なのだろうか。
そんな疑問に答えてくれるようなことをネットで発信しているWHO関係者の方がいらして、その記事を読んで、私の疑問はそう的外れではなかったんだなと得心しました。

何故、世界の主流から大きく外れる対策をとったのか、誰がどのような意図で決めたのか大いに関心がある問題です。国民にきちんと説明していただきたいと思います。

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