FC2ブログ

おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる14年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

自粛って何だったんだろう?

先週、ソフトバンクグループで行った、グループと取引先、医療従事者など44,000人余りの新型コロナウィルスの抗体検査の結果が発表されました。
抗体検査については精度に多少問題があるらしいですが、国内でこれだけの規模の調査は例がなく、とても貴重なデータだと思いました。
抗体が陽性ということは過去に感染して治った、または今感染中と考えられる人とのことですが、グループ社員と取引先は0.23%の陽性率、医療従事者は1.79%となっていて、全体では0.43%となっています。
私は、この数字をみて思っていたよりずっと少ないと思いました。以前に、ある大学病院や都内のクリニックでごく小規模に調査した結果では、5%とかの数字がでていたので広く無作為に調査をするとやはり変わってくるということなのでしょう。
ソフトバンクグループの店舗で働く人についても0.2%ということですから、対面でいろいろな人と接していてもその程度なんだと内心驚きました。
要するに、街にいるほとんどの人は感染していないと考えることもでき、一般的な感染症対策、丁寧な手洗いとか手指の消毒、不特定多数の人が触る場所の定期的な消毒などを行えば、あまり過剰に心配することはなかったのではないか。
欧米にくらべて日本を含む東アジアの国はけた違いに死亡率が低く何等かの要因があるらしいということはずっと言われていました。
ノーベル賞受賞者の山中教授は「ファクターX」とおっしゃっていました。

 とりあえず「ファクターX」のお蔭で感染爆発しないで今は済んでいますが、今後のことはどうなるかわかりません。
初期の頃に比べて国内外で様々な検査キットなどが出ています。それらを利用して迅速な検査体制を整え、陽性者と陰性者を振り分けて陽性者は無症状の人も含めて外に出ないでもらう、街中にいるのは陰性の人だけ、多少の漏れがあってもそれを徹底すればお店を閉める必要もないし、個人の判断で感染しそうだなと思う所には行かなければいいのですから、「自粛」などとして補償もなく商売をストップさせたことは、政策として正しかったのか、国民に「自粛と我慢」だけを強いた、国民と自治体に丸投げの対策はそれでよかったのか、検証してほしいと思うのですが、政府からは自粛を要請するときにも解除とするときにも、根拠となる明確な数字はでていません。
というより、検査を極端にしぼりこんだために感染状況の全貌が全く見えなくなってしまって、それを全く修正しようともせず、ずるずるときてしまったという印象です。
専門家会議の議事録すら作成されていないのですから、データだのエビデンスだのという言葉すら頭にないのでしょう。

やたらとお金だけは使っているみたいに見えますが、初期の頃から検査体制にお金をつぎ込んで感染率を把握できていれば、違う対策がうてたかもしれない、残念ですが、これが私たちの政府であり国であるということなのでしょう。

PageTop

コメント


管理者にだけ表示を許可する