FC2ブログ

おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる14年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

ウイルスが労働環境を変える?

2018年7月6日に働き方改革関連法が公布されたころ、新しい柔軟な働き方として政府が推奨していたテレワークや副業、兼業について積極的に推進している企業はまだまだ少数派でした。
昨年、関連法が順次施行された頃も状況はさほど変わっていなかったと思います。それが今年の3月以降、特にテレワークについては、新型コロナウイルスの感染症予防という健康に直結する課題に直面して一気に広がりました。
私の知り合いの勤めているある企業は、かなりの費用をかけて在宅勤務の環境を整備して在宅勤務を推進しました。必要な会議や打ち合わせはオンラインで行い、顧客にも理解を求めるなど必要な対策を積極的に行い、やってみると案外うまく仕事が回ることがわかり、生産性もよくなったそうです。もちろん、満員電車の通勤がなくなるのですから、社員の感染リスクも減らせるし時間の節約もできるということで、緊急事態宣言解除後も続けていく方向で、不要となった広いオフィスについても縮小を考えているそうです。
そのような企業は他にもたくさんありそうです。都心の一等地に高い家賃を払ってオフィスを設ける必要もなくなってくるとなると、都内の不動産事情も変化するかもしれません。

 

今日の朝日新聞の朝刊 には、飲食業で余った人材をスーパーや物流などにあっせんするシステムを立ち上げた会社の話などが報道されていました。
ある居酒屋チェーン店の社員が系列のスーパーに週2~3日働くことにより、本業の休業手当と併せて休業前と同程度の収入を得ているという事例が紹介されていました。
副業、兼業の利点が活かされていることになります。
異業種の仕事をすることにより本人にとってもいろいろと勉強になることがあるそうです。
確かにそれはそうだろうと思います。何よりも普段と別の世界を見聞するという体験は貴重です。
働きすぎにならなければ、副業、兼業は悪くないとも思えてきますが、労災や失業したときの補償の問題で、労災は起きた事業所、雇用は賃金の高い事業所と一方の事業所だけの給料で給付額が決まってしまうという不都合な問題があります。
政府もそれは理解していて今後是正する方向にいくとはされていますので、それらが解消されて収入の全額を基準に給付されるようになれば、さらに副業、兼業は進むかもしれません。

政府が推奨していたことがコロナ禍により一気に拡大してきた感があり、世の中、本当に何があるかわからないものだなーと思います。
そして、なんでもやってみないとわからない。食わず嫌いはよくないことなのねと思う今日この頃、当地の今日は、朝から風が強く雨模様です。梅雨も終わりに近づいているようですが、コロナ禍はまだまだ終わりが見えません。
皆様もくれぐれもご自愛ください。

PageTop

コメント


管理者にだけ表示を許可する