FC2ブログ

おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる14年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

契約をするということ。掟破りの偽ミンチ会社

20日に記事にした偽ミンチ事件ですが、(過去記事参照) その後いろいろと追加でニュースがありました。


こういう不祥事の度にメディアが社長をたたくという相変わらずの構図は、もういいやという感じですが、怒りというよりあきれたのは学校給食用の鶏肉をブラジル産なのに国産と偽って出荷していたことです。


地元3市と「国産限定」という契約を結んでいながら、そういうことをしたということが、元幹部の証言や内部資料からわかったというのです。地元3市といえば影響はかなりの数の学校に及ぶのではないでしょうか。


保護者の方達はショックというより怒りを覚えていらっしゃることと思います。

市側としては子供たちにできるだけ安全な食材を提供したいということと、地元経済の状況も考えて、「国産限定」という契約を結んだと思います。ブラジル産が即良くないということはないと思いますが、食品に対する法律なども当然違うのでしょうし、検査体制などもわかっている国産の方がやはり安心感はありますよね。また、地元産業を少しでも活気づけるためという意図もあったようです。


ブラジル産は国産より3~4割も安いためコストを下げるためにやったということらしいですが、契約書で「国産限定」とわざわざ書いてあるということですから、掟破りもはなはだしい最悪の態度だと思います。


指名競争入札で業務を勝ち取ったということですが、次点の業者と50万円も差があった(落札価格は900万円)ということですから、競争入札制度もどうなんだろうと考えてしまいますね。値段だけで決めてしまって質は問われることがないというのは問題ではないかと思います。質を担保するためにわざわざ「国産限定」という契約を結んだということなのでしょうが。


「契約」とは公序良俗に反するとか違法なものでない限り、自由に結ぶことができます。そして当事者はお互いにそれを守るというのが大前提です。契約したことを無視しているような今回のこの会社の態度は、この社会のルールをなめきっているとしか私には思えません。


また、今回の偽ミンチの件を内部告発があったにもかかわらず、農政事務所が1年余りも放置していたらしいということが報道されています。本当のことだとしたら、この国の行政というのはどこもかしこもぬるーい雰囲気で仕事をしているのかなあと、うんざりしてしまいます。


もちろんまじめに仕事をしている公務員の方はたくさんいらっしゃると思いますが、その中の「空気」に何か問題があるのだとしたら、やはり早急に策を講ずるべきだと思います。

PageTop

コメント


管理者にだけ表示を許可する