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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる15年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

テレワークの弊害がでてきた?

 先月、ステイホームで格差が拡大するのではないかという記事を書きました(参照)。ある評論家の方が月刊誌に書いた記事ですが、主に子供たちのことについてで、オンライン授業を長く続けることは家庭環境の格差が解消されないと子供たちにとって、教育の格差がでてしまうというような内容でした。「学校」という場は環境という点では平等であり、「給食」も「同じ釜の飯を食う」という共有感がプラスとなるというようなことを書かれていて、なるほどと思ったことを当ブログに書いたのです。
それは、職場における「テレワーク」ということも同様ではないか、「会社」という場は環境においてはみんな同じスタートに立てるので、テレワークする環境の差によりパフォーマンスに差が出て、評価にも影響してしまうという心配はないのだろうか、などとも書きました。
私は、個人的には現下の社会情勢の中ではテレワークは命と健康を守るための良い働き方だと考えています。
もちろん、企業側もそれに適応できるように社員のテレワーク環境を整えなければならないとも考えています。
満員電車に乗らなくてもすむ、朝、あわてて起きなくてすむ、何よりも感染のリスクが大幅に減る、こんないいことないじゃんと思っておりました。
しかし、前述の評論家氏の言説もそうですが、そう単純な話でもないんだねと思うことが聞こえてくるようにもなりました。

 昨日、車の中でたまたま聞いていたラジオで、テレワークを続けている視聴者の相談で、精神的にまいってしまっているらしい(最後の方だったので全貌はよくわからない)人の話をしていました。
一人暮らしで一日誰とも話すこともなく仕事を続けているらしく、相談を受けているパーソナリティが「会社にいれば、トイレとかちょっとした所で行き会った人と雑談とかできて気がまぎれることありますよね」と言っていて、確かにそうだよねと思いました。
仕事のちょっとした愚痴なども周りに人がいればしゃべれるけど、誰もいないで一人だとそれも難しい、「雑談」というのは意外と効用がありそうです。
もちろん、十人十色、そういうことを煩わしく感じる人もいて、テレワークになってせいせいしたーーと言う人もいそうです。

会社としては、様々な人がいるということを前提に社員が心身の不調を起こさないように労務管理をしていく必要がありそうです。
オンライン会議や、業務終了後に希望者のみの参加でオンライン飲み会、飲み会としなくてもなんでもOKの「雑談会」を定期的に開いて、孤独に陥る人がいないようにしてあげるなどでしょうか。逆に、一人が気楽、万々歳と思っている人にも配慮して、強制はしないようにする、また、定期的に出社日を設けて、個人的な悩みを聞く機会を設けるなど、きめ細かい策が必要なのではないかと思います。
ここまで長引くとは思ってもいなかったので、「行動変容」とはいっても、なかなか難しいのだなと思う今日この頃です。


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