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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる15年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

興味深い「贈る言葉」

 コロナ、コロナで明け暮れた2020年度も今日で終わりです。いつもながら長かったような短かったような。でも、さすがにこの1年は少し長く感じたような気もします。
伸び盛りの若い方々にとっては様々なイベントが自粛となり、辛かったり悔しかったりネガティブな思いをすることの多い1年だったかもしれません。
そんな若い方々に「贈る言葉」として朝日新聞の朝刊に世代の違う様々な方の意見が聞き書きで掲載されていました。
まさにこの春、高校を卒業したシンガーソングライターの方は、今まで特に友達に会いたいなんて思わなかったのに「会いたい」と思って自分でも意外だったと素直に心情を語っていらっしゃいます。
戦中戦後を生き抜いた御年90歳の作家の方のご意見は、現役の若者と違いやはり経験の重さのようなものがあります。
軍国少女だった青春時代は、コレラや腸チフスなどがあり、特効薬もない感染症がごく身近にあふれていた時代を経験していらして、新型コロナもやがては終わるでしょうと何となく余裕さえ感じます。冷静になって自分の頭で考える力を養ってください。過去の事実を知る人の話を聞くことにより必ず何かを得ることができるというのが贈る言葉でした。

 もう一人、50代の作家の方の話が私は一番印象的でした。11歳のときに父親が犯罪者となり家庭は崩壊し、築いたものが突然崩れる経験をしたそうです。偏見が必ずあると思い、自分は就職も結婚もできないと思い定め、中学を卒業して2日目に家を出て、自活する道を選んだそうです。
もちろん、お金はない。極貧の中での辛い体験をたくさんしているうちに自分の体験を私小説として書き、芥川賞を受賞します。
いわゆる青春がなかったことについて、比べる相手がいなかったからさみしかったり、後悔したりはありませんと言い切っています。
「不幸だ」と感じるのは比べてるからじゃないかなとの言葉が印象的です。
若い人がかわいそうだという風潮は、大人の勝手な見方ではないかと語っています。
自分自身には責任をもって生きてきました。それで十分でしょう。
そのとおりですね。

コロナ禍の中で、毎日の仕事に追われつつも考えることが増えました。
「今を生きることを大切に」と呪文のようにつぶやいてきた自分ですが、それでいいのかな?
自分がそう思うのなら「それでいいのだ!」なのかなー。
当地の桜は散り始めましたが、まだまだ見ごろです。新年度に向けて、気持ちもあらたに元気をだしてと自分で自分を激励する今日この頃です。


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