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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる13年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

一年目

大学を卒業した後、勉強した法律関係の資格をとろうと社会保険労務士を目指すことにしました。


司法試験はちょっと厳しい。(もう10才若ければねー)司法書士や行政書士は仕事の内容に興味が持てませんでした。社労士は仕事の内容が多岐に渡り、労働問題などにも興味があったし、合格率も8%と頑張れば何とかなりそうということで、受験を決めました。


とにかく、もう若くはないし1回で合格しようと大手予備校の通学生となって基礎講座を受講しました。テキストに沿って講師の先生の説明を受けるという標準的な勉強です。私は法律を勉強したときに、とにかく「根拠条文は?」ということをいつもしつこく言われたので、条文はよく読みました。


講師の先生からは労働法全書という分厚い六法を薦められて買ってはみたものの、持ち運びはできないし、分厚過ぎて使いづらかったので、途中から社労士受験六法に切り替えました。



さて、受験も近づいた7月に初めて模擬試験を受けて愕然としました。条文の読み込みが効いて選択式はよくできましたが、択一式は40点とるのがやっとで、合格安全ラインにはほど遠かったのです。


うーん。これは何故? 私は受験のための勉強はしていましたが、この試験がどういうものかわかってないということを初めて思い知らされたのです。


択一式は5肢択一ですが、各科目10問で7科目70問を3時間半で解答します。結局350個の文を読んで正誤の判断をつけていかなくてはなりません。近年問題文が長文化傾向にあり、ひとつの肢が10行ぐらいあるような問題もあります。短時間で判断するためには、一種「間違い探し」の世界です。条文を読むことにこだわった私は問題に慣れるということがおろそかになっていました。だからどうしても判断に迷ったり、遅くなったりしていたのでした。


8月の本試験までの残り1ヶ月はとにかく過去問集を朝から晩までやりまくりました。そうすることにより間違い探しのパターンが分かってくるのです。作問者がどこでひっかけようとしているのか意識して問題を見ることにより、正誤の判断が早くつくようになります。


そして本試験終了。結果は? 不合格でした。


ここでも私はこの試験の特徴がわかっていなかったことを思い知らされるのです。「過去問やりまくり」の成果が出て択一式の総得点は合格ラインを超えることができました。選択式も40点満点中35点で問題なし。ただ一つの問題は択一式の一般常識科目で3点をとってしまったことでした。


社労士試験の大きな特徴は午前8科目、午後7科目の全てに基準点があり、どんなに総合得点が良くても1科目でも基準点割れの科目があれば不合格になるということです。択一式は各科目4点以上が基準点ですから、(受験生全体の成績が悪いと3点になることもある) そこで私は不合格になってしまいます。その年の一般常識科目は受験生全体の平均点も低かったので、何とか3点にならないかなと思いましたが、基準点は下げられず、私は1点差で不合格となってしまいました。択一の総合得点で私より低い人が合格してるのかなあと思って、釈然としないものを感じましたが、そういう試験なんだと思うしかありません。


1年目は失意のうちに終わりました。        


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