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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる15年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

複雑化する労働時間管理?

 私が開業したのは2006年9月ですが、その翌年の9月に初版が出た労働時間管理の実務に関する書籍がありまして、その時すぐに購入しました。
それから参考書的使い方をして必要な時に必要なところをとっかえひっかえ読むという使い方をしているうちに、綴りの糸が切れたりして一部のページは「はさんでいるだけ状態」となりましたが、それでも基本的考え方はそう変わらないだろうと改訂版を買わずにおりました。
この度、10年ぶりの大改訂版が出たとのことで、さすがに働き方改革関連法により労働時間関連法もかなり改正されましたので、購入した方がいいだろうとネットで申し込んだところ、すぐに届きました。
驚いたのは、その厚さです。
A4判ですが、厚さはなんと4センチもありました。見るからに大部な一冊です。ぺらぺらとめくるだけで勉強した気になります。
ちなみに、今までのものは厚さを図ったら2センチありませんでしたから、倍以上の厚さになったのでした。
ありがたく拝読すればいいのに、一体どこがどうなって倍近くの厚さになったんだろうと、まったく関係ないことに頭をめぐらす悪い癖。
「あーたね、そんなことに時間使わなくていいから、しっかり読んで勉強すればいいの!」と内なる声が聞こえてはくるのですが・・・。

 まずは章だてを確認するとやはり新しく加わった章が増えていて、特に有給休暇、特別休暇など休暇だけの章ができているのが目につきます。
休暇と休日は法的な位置づけが違うので(前者は労働義務があるがそれを免除する日、後者はもともと労働義務のない日)別にしたのかもしれないし、有給休暇の年5日を必ず取得させる事業主の義務など法改正もありましたから、その方が読みやすいと思います。
また、この10年の間にでてきた判例の積み重ねもありますし、法改正に加え労働環境も変化しました。いろいろな面で加筆するべき事項が増えたのだと思います。それだけ、労働時間管理が複雑化したともいえそうです。
私にとってはありがたい実務指南書になりそうです。

私にはそのように仕事でわからない事柄や迷った事項を確認して結論を導き出すための書籍が何冊かあります。
それらに書かれている判例なども過去の判例が検索できる契約しているサイト等で判決文を確認して、自分なりの考えをまとめます。
書籍も重要ですが、ネットのサイトも契約しておいて良かったと思って大いに利用しています。
書籍だけでもダメ、ネットだけでもダメかなと思う今日この頃ですが、現在、法令は六法全書など見ないで、ネットの閲覧で済ませることが多いので、いずれはこういう大部な書籍がなくなる日がくるんでしょうか。

確かに、重いし場所もとりますが、書籍が並んでいる書棚を見ると「知の蓄積」がそこにあるような気がして勉強しなくてはいけないという何となく厳かと言いますか、謙虚といいますか、そんな気分になれるので大部な本、見てるだけでもいいなーと思うのでした。

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