FC2ブログ

おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる13年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

年金相談をする

昨年事務指定講習を受けた時、年金担当の先生が「年金相談は人生相談ですよ」とおっしゃっていたのが印象的でした。


昨日ちょっと記事にしましたが、午後から区役所の年金・労務相談に行ってきました。ベテランの先輩会員と2人で相談を受けたのですが、開始時間に3人も見えているということで、想定外?でちょっと驚きました。


守秘義務がありますから、詳しい内容などは書けませんが、冒頭の言葉をまさに思い出すような内容の3人でした。

2人で相談にあたっていますから、間違いはないと思いますが、区役所の方から「1人30分ぐらいでお願いします」と言われたため、後から考えるともう少しこの辺のことを詳しく話してあげた方がよかったかなあと気になったりして、年金相談は難しいなあとつくづく思いました。


お1人の方はずっと専業主婦だったのですが、ご主人を亡くされ今後の自分の年金のこと等のご相談でした。亡くなった後遺族年金の手続きをした時に役所の担当者から「あなたは3号被保険者で何も払わないで年金もらえていいご身分ね」というようなことを言われていやな思いをしたそうです。


ご主人を亡くされて悲しみの中にいるであろう人に向かって、よくそういうことが言えるなと思いました。役所の窓口で市民と接する公務員の人の中には、親切で優しい人もいると思いますが、年金相談などで聞く話は不愉快な思いをさせられたということばかりです。公務員にとって国民は「ご主人様」であり「お客様」であるということを忘れないでいただきたいと思います。


また、専業主婦である3号被保険者の保険料は企業が保険料の中から「基礎年金拠出金」という形で拠出していますから、けして「ただ乗り」というような言われ方をする理由はありません。強いて言えば、共働きや独身の人も負担している保険料の中から一定割合を拠出しているので、不公平だという話になるのでしょうが、企業が半額負担しているわけですし、保育園に預けないで子育てしている家庭の方が、保育園に預けている家庭に比べ税金を使っていないという見方もできると思います。


ですから、専業主婦がずるいとか共働きが損だとかいう議論は私は不毛ではないかと思っています。それぞれが個別に選択したことが尊重され、全ての人が子育てしやすい環境を整えるのが先決だと思います。


前述の方には基礎年金拠出金の制度のことなどお話して、「そんな失礼なことを言う人のことは気になさらない方がいいですよ」と申し上げました。


いずれにしても、年金は複雑です。一緒に担当した先輩会員から「先生はよく勉強してるねー。感心したよ」とほめていただいてうれしかったですが、頭の中のファイルをもっともっと整理していかなくてはと、痛感しました。

PageTop

コメント


管理者にだけ表示を許可する