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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる13年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

「未支給の年金」とは何か

昨日「宙に浮いた年金」が見つかった場合、本人が亡くなっている時は遺族が「未支給の年金」として受け取れるということを記事にしました。


「未支給の年金」というのは、社労士受験生にはおなじみですが、一般の方には耳慣れない言葉だと思うので、ちょっと補足しておきます。

年金というのは、支給すべき事由が生じた日の属する月の翌月から、権利が消滅した日の属する月まで支給されます。支払月は2、4、6、8、10、12月の6回に分けてそれぞれ前月分までが支払われます。手続きの時に銀行や郵便局の口座№を記入してそこに振り込まれることになります。


「未支給の年金」とは年金を受給していた人が死亡した時に、本来受け取るべき年金を死亡したために、受け取れなくなり、代わりに遺族が受け取るという制度です。年金を受給していた人が死亡した時には必ず発生します。


例えば、4月20日に亡くなった人の場合、年金の振込みは15日ですから、4月に振り込まれる分が振り込まれます。それはは2月分と3月分です。次に振込みがあるのは6月ですが、既に死亡しているため振込みはありません。しかし、亡くなったのは4月ですので権利が消滅したのは4月です。ですから、4月分までは受け取る権利があります。1ヶ月分の未支給の年金が発生しているというわけです。


このように、年金が前月分までの2ヶ月分づつ支払われるため、権利者が亡くなると必ず未支給の年金が生じます。


それを受け取ることのできる遺族の範囲は、年金を受給していた人が死亡した当時生計を同じくしていた、配偶者、子、父母、孫、祖父母、兄弟姉妹の順番で権利があります。この範囲の遺族だけですので、甥や姪、従兄弟などは生計同じくしていても請求できません。


亡くなった方が何らかの年金を受給していた場合、いっしょに生活していた遺族の方は忘れずに「未支給年金の請求書」を提出してください。

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