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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる13年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

朝青龍の処分について社労士的に考える(2)

昨日「朝青龍騒動」について記事にしました。


社労士的な見方と私個人の見解などを入れて書いたのですが、記事をエントリーした後、「朝青龍がうつ病か?」というニュースが流れ、ようやく師匠である高砂親方が面会したというような報道がされました。


少し前に「労使トラブル解決実務講座」に出席したことを記事にしました。(過去記事参照)


相撲協会と朝青龍の関係は通常の雇用関係とは違うのでしょうが、考える方法の一つとして、会社と社員の関係と見るとわかりやすい面もあります。前述の講座でも「社員がうつ病だと申告して来た時の対応の仕方」という興味深い話があったので、ちょっとご紹介したいと思います。 

この講座はあくまでも企業側の立場に立っての、いわば企業側がなるべくうまく立ち回るにはどうしたらよいのかという前提で行われた講義です。ですから、講師は長く企業側の代理人として活躍していらした弁護士さんです。


うつ病をはじめとする精神疾患を訴える労働者は増えているということです。多くは過重労働や職場のパワハラ(職場内の権力を背景にしたいじめや嫌がらせ)、セクハラなどを理由に挙げて、労災と認めてほしいとか、時には損害賠償を要求する場合もあります。


講師の弁護士さんは当ブログでも記事にしましたが、常に冷静に事実を把握するという態度を徹底する方法を勧めます。社員の病気についてまずありのままの事実を知ることが第一段階です。そのためには、精神疾患であると診断した医師に直接会って話しをするということが必要です。


医師には職業上の守秘義務がありますから、書面で本人の了解をとった上で医師に面会するわけです。本人の了解をとろうとする段階で、本当に病気の人はすんなり了解するけれど、詐病の場合はもめるということで、経験豊富な方のお話はなかなか面白いです。


その上で、今度は会社の指定する専門医の診断を受けてもらうというような手順を踏む、というようなお話があり大変参考になりました。


相撲協会も、まず冷静沈着に事実を把握するというところから入っていけば、ごちゃごちゃしないですむのではないでしょうか。どんなもめ事も、まず当事者が事実をありのままに把握しようという態度を貫くということが、最も大事だと思います。その上で、疑うべき点があるのなら、合理的な反論ができるか考えるということだと思います。

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