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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる13年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

特定社労士を目指して!研修始まる(2)

さて、昨日記事にした特定社労士の研修の様子をもう少し詳しく記事にしたいと思います。


埼玉県会では、私の回りの先輩方は昨年研修を受けて試験にも合格した方が多くて、今回の参加者は比較的登録してから年数の少ない人が多いように見受けられます。


支部で私と同期の友人や、他支部で同時期入会で仲良くなった方などがいっしょで、お昼休みは一緒にお昼を食べておしゃべりしたりできるので、それなりに気がまぎれますが、ビデオで一方通行の授業というのは、なかなかきついものがあります。

生身の人間の肉声と違って、機械を通しての声とか映像というのは、どうしても心にすんなり入ってこないのですね。ちょっと油断するとすぐ声が素通りしてしまって、内容が頭に入ってこないんです。


今回は最初の導入部分ということで、私がかつて学んだ憲法や民法ですから、復習という感じで聞けたのですが、ビデオで発信するというのはなかなか難しいことなんだなあと、あらためて感じました。


その中で、昨日労働組合法について講義をなさったある大学の法科大学院の教授の先生の講義は、とても好感が持てました。いかにもまじめで誠実なお人柄のようにお見受けしました。でも、意外と飲んで話すと冗談も通じそうな、なんて私の勝手な想像ですが。


その先生は法律の解釈を説明する時に、判例や有力な学説を解説するわけですが、必ずご自分の見解をおっしゃるのです。「判例ではこうですが、私はこんな意見です」なんて感じで、ある時は「私が学者になってから30年近くこの説を言っていますが、判例では違いますね」とか、「私はこういう説を唱えていましたが、最高裁が判例で私の説をわざわざ取り上げて否定されてから、この説はだめになりました」的な話をなさるのです。


お話を聞いているとこの先生の学説はなんだかいつも少数派になってしまうような・・・・。


時には、「これは戦後最高裁の出した最重要な判例が四つあるんですが、その中のひとつだと私は思っています」なんておっしゃるので、思わず、テキストに二重○をつけたりして聞き入ってしまいました。


要するに、画面を通じてその先生の「個」というものが立ち上ってくるのです。他の先生にはない特徴で、多分、先生ご自身は意図していないでいつもどおりの講義をなさっているだけなのでしょうが、一方通行でビデオを見ている側からすると、どちらかというと平板な印象の他の先生の講義に比べて、私はとても印象深く感じました。


人に何かを伝えるためには、自分の素の部分をある程度さらけ出すということも大切なんだろうなあと思った次第です。

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