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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる14年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

名演奏家と名器の融合、至福の時

先日、あるチャリティーコンサートへ出かけました。


都心のとあるメトロの駅を降りて、「山登りかい」と思うような急で長い坂をヨッコラセと登って行くと、敷地の中に大きな尖塔の先に十字架のある東京では有名な教会にたどり着きます。


その教会の中の大聖堂で著名な女性バイオリニストのチャリティーコンサートが開かれたのです。


その大聖堂は有名建築家の設計ということで、外から見ると普通の四角い建物ですが、中に入るとコンクリートのむき出しの壁でほぼ円錐形のたかーい天井のある不思議な空間です。

中年のふくよかなタイプのバイオリニストですが、冒頭にフォスターの「スワニー河」を低音でゆったりと弾き始めたのです。たった一人で無伴奏なのですが、その音の豊かさに圧倒されました。バイオリンにありがちなキンキンした感じが全くなく、耳に心地よく響いてくるのです。


子供の頃から耳になじみのある曲ですが、だからこそ私にとっては何の変哲もない曲というイメージです。それが、にわかに情感豊かな名曲に生まれ変わったのです。帰り道に夫と話しましたが、彼はこの曲の出だしで涙が出そうになったそうです。


プログラムには彼女のバイオリンが名だたる名器のストラディバリウスであると書かれています。弓も伝説の巨匠と言われる天才バイオリニストの使用していたものとか。


もちろん彼女もまた、少女の頃から優れた感性と技能を持ち若い頃から世界で活躍している人ですから、テクニックは素晴らしいものがあります。バッハの無伴奏ソナタは聴いていて身体が熱くなるのがわかりました。背中がぽかぽかしてくるのです。体中の血液の循環がよくなるのでしょうか。


アンコールで弾いた「G線上のアリア」は今まで聴いたどのアリアよりバッハの祈りを伝えているように思いました。宇宙空間への広がりを感じさせるバッハの曲想を、しっかりと表現してあまりあるものだと思いました。


その音の素晴らしさはテクニックと表現力、そして名器のコラボレーションあったればこそなんだろうなあと、至福のひと時を過ごすことができたことに感謝しました。


やはり音楽はいいものですね。

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