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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる14年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

一期一会を大切に 某銀行での年金相談

先週土曜日に某銀行の年金相談業務をやらせていただきました。


県社労士会から、この銀行が県内の各支店で年金相談を開催する時に社労士を派遣することになっています。


その銀行にはOBの提携社労士がいるようなのですが、その社労士だけでは人数が足りない時などに社労士会からお手伝いに行くようです。各支部で「支部長推薦」という形で社労士を派遣します。


私の支部では、年度初めに希望者を募り、その某銀行担当の支部役員が月に1度ぐらいある派遣依頼を受けて、希望した会員に割り振っています。


私はどちらかというと労働法関係をメインに仕事をしたいと思っていますが、社労士の看板である年金は誰に何を聞かれても答えられるぐらいの実力は持ちたいと思っているので、年金相談は積極的に手を挙げてやらせていただきます。そうすることによって、否応なく年金を勉強することになりますから。



今までは、市役所や商工会議所などの公的な機関で、半分ボランティア的な相談業務をやりましたが、この某銀行での業務は民間企業での相談業務ですから、多少趣が違います。


事前に銀行から連絡を受けたところから推察すると、要するに、銀行が望むことはただ一つ。年金の振込先に自分たちの銀行の名前を書いてもらうことです。そのための年金相談なのです。もちろんお客様に対するサービスという大儀があるでしょうが、本音はそこです。


そのためには、年金(主として老齢厚生年金)を請求するための「裁定請求書」を書くお手伝いをして、押し付けがましくならないように配慮しつつ、振込先銀行を某銀行に指定していただいて、それを社会保険事務所に提出していただくということが大事なのです。


私はいつも、年金相談に行く時には、1週間前ぐらいから年金本を熟読して、知識の整理のために社労士試験の問題集をやって臨みます。今回は「裁定請求書」の書き方もシュミレーションで練習してから出かけました。


銀行OBの提携社労士の方3人と私と4人で、23人の予約の方と飛び込みでいらした何人かの方の相談にあたりました。私も朝10時半からお昼休みをはさんで、夕方4時近くまで、6人の方のご相談を受けました。


支部の役員の方からはちゃんと業務ができないと、「あんな社労士寄こして困るよ」と文句を言われることも過去にあったと聞いていたので、ポカをしないようにと緊張しました。時々、提携社労士の方の視線なども感じ、多分、銀行の方にも私が評価されているんだろうなというプレッシャーを感じました。


「裁定請求書の作成の場合は振込先を某銀行へ」を外さないように、後は、いつもの年金相談といっしょで、相談に来た方が「来て良かった」と思って帰っていただけるようにと、一生懸命務めさせていただきました。


耳の不自由な方との筆談でのご相談という初めての経験もしました。


ある方には「俺たち団塊の世代は働くだけ働いて年金もらう時になったら減らされて、こういうことを国家資格者である社労士が全然何も言わなかったのはおかしいよ。俺たちは年金のことなんてわからないんだからさ」と「お怒り」のお言葉をいただきました。


確かに、年金の支給年齢が60歳から65歳に引き上げられた時に社労士会が何かをアピールしたという話は聞いたことがありません。私もそれについては、残念だなあと思います。社労士会はもっと外に向けて発信すべきだと思います。


世間の中には社労士に対して厳しい視線を向ける方もいるのです。「シャロウシって何?」と言われるよりはいいのかもしれませんが。


そんなこんなでしたが、どうにか無事に業務を終えることができました。ご相談を受けたお1人、お1人との会話の中で私はいろいろ学ばせていただきました。この「一期一会」を大切に、今後も研鑽を積みたいと思っています。

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