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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる13年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

礼節について思うこと(2)

昨日ある社労士の方から私宛にその方の名刺が郵送されてきました。


過日、ある勉強会に参加させていただいた時に、ご挨拶した時たまたまご自分の名刺をお持ちでなかった方からでした。その時にも「後で郵送しますから」とおっしゃってくださったのですが、その会は毎月開催されますし、「そんな、次にお会いした時で結構ですから」と申し上げていたのです。


その方は私よりずっと年上の男性です。自他ともに認めるおばさんの私からみてずっと年上と思われる方ですから、それなりのお年です。

そんなお年になっても勉強会に参加し、真摯に耳を傾けていらっしゃるお姿にとても感心しました。私もかくありたいと思ったものでした。


普通、名刺をいただいた相手には自分の名刺をお渡しするのが礼儀ですよね。でも、たまたま名刺を持ち合わせていなかったら「すみません」ということで、それで済ませてしまうことが多いのではないでしょうか。特に今回の場合は、立場上私は新米、その方は大ベテランで大先輩となれば、また会った時でいいかとなるのが普通でしょうし、私もそれを特に失礼なこととも感じなかったと思います。


でも、律儀に名刺を郵送してくださったのです。


パソコンで書かれたお手紙の最後に「ご多幸をご祈念申し上げます」と書いてくださっていました。若い方ならその文面を硬いなあと感じるかもしれません。私は何だか感動してしまいました。


ご自分よりずっと年下の新入りの私に対して礼を尽くしてくださっているのです。その誠実で礼儀正しい態度はとても気持ちのいいものだと思いました。礼節を尽くすとはこういうことなのだなあと思いました。


お名刺が届いたということはやはりお知らせした方がいいかなと思い、お名刺を見るとメールアドレスがありません。ご年配の方なのでメールはなさらないのでしょう。いきなり電話をするのも考えてしまいます。電話というのは案外相手に対して失礼になることがありますよね。手が離せない時や、お風呂、トイレに入っていても関係なくかかってしまうのですから。


その方は偶然私の事務所と同じ市内で開業していらっしゃいます。いっそお尋ねしてしまおうか。でも、いきなり訪問というのもやはりご迷惑かなあとひとしきり悩んでしまいました。相手に迷惑にならず、独りよがりにもならないように感謝の気持ちを表すというのはなかなか難しいですね。


結局、はがきでお礼をすることにしました。


私の友人の中には携帯メールやEメールを嫌ってしない人がいます。そういう人とは時々はがきでやりとりすることがあるので、私はいつもきれいな絵葉書や切手を用意しておきます。その中から秋らしく桔梗の絵の入ったはがきにお礼を書いてお送りしました。


私は社労士同士で「○○先生」と呼び合う習慣にどうもなじめません。「○○さん」ではどうしていけないのだろうと思ってしまいます。社労士会の事務局の方が登録の申請が終わったとたんに「鈴木先生」とおっしゃった時も何だか居心地が悪かったものでした。


でも、その方に対しては素直に「○○先生」と言えそうです。


私の心にさわやかな秋風が吹き抜けました。その先生のお名刺の左上には「・・・人を大切に・・・」と書かれてありました。

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