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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる13年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

2日間のゼミナール研修

先週の金、土曜日と2日間、特定社労士の関係のゼミナールを受けました。


先月のグループ研修で起案した、あっせんの申請書と答弁書についての講評を中心に、2人の弁護士さんの講義を受けました。


30人ほどがひとつの教室で、順番に質問に答えていくという緊張感あふれる授業でした。

「なるほど、弁護士というのは、こんな思考体系なんだな」ということがわかり、将来的に簡裁での代理権を目指す(という話になっている)社労士も、やはり今後は民事訴訟法等の手続法と、何よりも「法的思考」を身につけなければならないんだなと、感じました。


講師の弁護士さんは、お2人とも埼玉県の労働弁護団の役職についていらっしゃる方だそうです。労働弁護団とは名前からわかるとおり、労働紛争を専門に扱い、そして常に労働者側にたつ弁護士の方々の集団です。


第1日目の最初の質問が、「皆さんは特定社労士になって、あっせんを扱う場合、経営者側につきますか?労働者側につきますか?」でした。ちょっと悩んでいると、「弁護士の世界では、完全に分かれてますよ。まあ、両方やるなんてことはちょっと考えられませんね。皆さんも結局分かれることになると思いますよ」というお話でした。


うーん。私はやはり心情的には労働者側につきたいと思いますが、就業規則の作成を専門にやっていきたいと思っているので、経営者側ともつきあいが出てくるでしょうし、ちょっと考えてしまいました。


裁判外の個別労使紛争で労働者側についた場合、それでなくても多分お金がない労働者から、そんなにたくさんの報酬をもらうということは、とてもできないでしょうし、手間暇かける割に実入りが少ないということが想像できますよね。


そんな問題を弁護士はどうクリアーしているか? 例えば、残業代不払い、最近最も多い事案なのだそうですが、の場合などは、労働者が相談に来た場合に、「会社に同じような人がもっといるでしょう。その人たちも連れていらっしゃい」という具合に、多人数を一度に引き受けるということです。なーるほど。そうすれば、費用対効果という点ではOKですよね。


まして、残業代も裁判までいくと、終了するまでの間の遅延損害金が莫大になりますし、悪質な場合は付加金の支払を命じられて、本来の残業代と同額(合わせて倍額)を追加で支払わなければならないケースもありますので、相当な金額になります。


ということは、小さな会社のひとりぽっちの労働者の面倒は見てもらえないということなのでしょうかね。その辺のところはお話がなかったですね。


試験も近いということで、いっしょに研修を受けている社労士の方々がいろいろ勉強なさっている本などを見せてもらいました。昨年の2回の試験についての解説も出ていますが、記述式なので微妙に解答、解説が違うのですね。あれこれ見ると、かえって迷いが出る感じなので、これというものを一つ決めて、それをしっかり勉強すればよいのかなと思います。


裁判でもそうなのですが、結論が正反対であっても、根拠をしっかり示すことができて、論理にぶれがなければいいんですよという話も講師の先生からありました。


いろいろと中身の濃い2日間だったなあと思います。

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コメント


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いよいよ試験!

いよいよ試験がまじかになってきましたね。
勉強家の鈴木さんのことなので、準備は万端だと思いますが、いざ問題用紙や回答用紙を目の前にすると、普段とはまったく別の緊張感が出てくるものですね。(この試験に限らないけど)

私のささやかな経験からすると、雇い止め、能力不足・協調性欠如…による解雇、などなど予想されるテーマごとのキーワードを、ひたすら書いて、手になじませる準備が効果的かな、と思います。

試験突破、そして吉報をお待ちしていますよ。

ひますけ | URL | 2007年11月20日(Tue)08:52 [EDIT]


頑張ります!

ひますけさん
おはようございます。

記述式試験で困るのは、漢字を忘れていることですね。
普段、文章作成はほぼパソコン利用なので、イヤになるほど忘れてます。

ひますけさんのおっしゃるとおり、試験までは、ひたすら書いて練習と思うのですが、1時間もすると指が痛くなるし、機械に頼るというのは、便利ですが、人間の本来あるべき能力を失うんだなと、つくづく感じております。

何はともあれ、頑張ります。
コメントありがとうございます。

おばさん社労士 | URL | 2007年11月20日(Tue)09:27 [EDIT]