FC2ブログ

おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる13年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

何故簡単に人を殺すんだろう。

今年も毎日のように殺人事件がありました。


赤の他人だけではなく、特に、家族、親族、恋人、など、本当なら愛し合い、支えあうような関係の人々、そんな人たちが簡単に人を殺してしまう。


ずい分前の話ですが、テレビの討論番組に出演していた若者(芸能人とかではない)が、「何故、人を殺してはいけないんですか?」と著名な作家に質問して、その作家は「そんなおろかな質問をするなんて信じられない」というような意味の答えをしたとか。


私はその番組を見ていなかったので、後で新聞等で取り上げられて知ったのですが、その作家は相当怒ったらしいのです。私は、怒らないで、答えてあげればよかったのにと思いました。

何故、人を殺してはいけないのか」この問いに対して、答えは100人100様でしょう。


私の答えは以下のとおりです。


「人は1人では生きていくことができない。生まれた時から人との関係性の中で育ち、人間として心身ともに成長していくことができる。それは死ぬまで続く。だとしたら、人が人を殺すことはその「関係性」を否定することになり、結局自分自身を否定し殺すことになるのだ」


こんなことを言っても「ソンナノカンケーネェー。オッパッピー」なんて言われてしまうんでしょうか。余談ですが、私は今年の流行語に選ばれたこの言葉を全く知りませんでした。流行語大賞についてのニュースと、このタレントの所属する事務所が40周年パーティをしたというニュースを見て、初めて「ふーん、こういう人がいるんだ」とわかったわけです。


子どもたちが家を出てから、すっかりテレビのバラエティ番組を見なくなったので、そういう「弊害」がこういうところに出るんですね。


それはさておき、一昔前は否応なく、この「人との関係性」を意識させられていました。商店での買い物、駅で切符を買う、何かとおせっかいな近所のおじさん、おばさん、「関係性」などという言葉を思い浮かべなくても、人と人の関係は今よりも密度が高かったと思います。


それが、スーパーやコンビニでは一言も口をきかなくても買い物ができる、駅は自動改札になり無言で通り抜けることができる、おせっかいなおじさん、おばさんはいつの間にか消えた、友達ともメールという機械を媒介とするやりとりが増え、生身の人間との触れあいはどんどん減っていく。それにつれて、人と人の関係性の密度はどんどん薄くなっていますね。


無意識のうちにも「関係性」を感じていた時代から、「関係性」を感じない時代になったことと、「関係性を断ち切ることになる」殺人が増えたこととは、関係があるのではないかというのが、自説です。


私は、古いローテクの時代がいいとは思いません。むしろ便利さを思いっきり享受しています。世の中を後戻りさせるなんてことはしたいとは思いません。


結局、どうしたらいいの? 私のつたない頭脳では難しすぎて結論が出ないのですが、「ソンナノカンケーネェー」なんて言わないで、人と人との「関係性」について考えてみませんか?

PageTop

コメント


管理者にだけ表示を許可する