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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる13年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

とにかく社会保険事務所へ行きましょう。ねんきん特別便体験記

ねんきん特別便については、過去何度か記事にしていますので、詳細についてはそれを読んでいただくとして、(参照) 今日は、記事を書いた当時と状況が変わった部分について記事にしたいと思います。

過去記事にもあるように、最初社会保険庁は「なりすまし」を避けるため、見つかった記録について本人には教えず、本人が思い出した時だけ確認して記録を訂正するというやり方をしていました。

しかし、ご高齢の方ですと、数十年前の勤務先のことなどなかなか思い出せない場合もあり、せっかく社会保険事務所まで出かけたのに、結局何の進展もなく帰されたという事態が続き、大きな批判を浴びました。

何のための「ねんきん特別便」だかわからないですものね。

それで、大きく方針転換して、窓口でその人のものと思われる記録を全部見せて、相談にのるという形式に変えました。

昨日、私も友人のお母さんにきた「ねんきん特別便」のことで、友人といっしょに東京の某社会保険事務所に行ってきました。

 

ご本人は病気療養中ということで、友人が委任状を持って、代わりに相談に行ったわけです。

思ったほどごった返しているというわけではありませんが、やはり1時間ぐらい待ち時間がありました。パーティションで仕切られた5、6個のブースに分かれて、一応最低限のプライバシーは守られているかなという感じですが、廊下ですわって待っていると、やはり、断片的にいろいろ聞こえてきました。

私たちの前の方は、「ねんきん特別便」の詳細な説明に始まって、「この期間について何か思い出せませんか?」などと聞かれています。全部記録を見せるんじゃなかったのかい?耳をそばだてていると、結局最終的には記録を出して見せていたようですが、多分、同姓同名の重複者の記録もあるのでしょう。「9社の記録云々」とか言われていて、なかなか大変そうでした。

 

私は友人の付き添いだし、後学のためには身分を隠すことも考えましたが、何となくフェアではないような気がして、友人の番になった時に、最初に「埼玉県で社労士をしています」と社会保険労務士証票を見せて自己紹介してしまいました。

すると、ねんきん特別便に対するくどくどしい説明は一切なく、友人に対する身分証明の提示も求められることなく、すんなり記録を出して見せてくれました。姓名、生年月日、住所が一致する40年ぐらい前の国民年金の納付記録があったのです。

 

どうやら、本人も忘れていたような任意加入していた時の記録だったようです。おかげで、○万円年金額が増えることになりました。時効が撤廃となっていますから、60歳の時に遡ってまとめて一時金として受け取れることになりました。(本人は80歳を超えているため20年以上まとめますから結構な額です)

 

ということで、めでたし、めでたしとなったのですが、これは氷山の一角でこんなふうに埋もれている年金がたくさんあるんだろうかと、今更ながら、社会保険庁のいい加減さにあきれてしまいました。

 

でも、窓口に行けば、以前と違って可能性のある記録を全部見せてくれますから、とにかく窓口に行くことです。各社労士事務所でも無料で相談を受け付けると、連合会会長なども語っていますが、記録を確認できる端末機がないので、結局、窓口に行くのが一番です。

「自分の年金は自分で守る」とにかくそれにつきるようです。

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