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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる13年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

18歳で成人は早いのでは? 法制審議会への諮問

最近は、30代、時には40代になっても、よく言えば「若々しい」、悪く言えば「がきっぽい」人が増えたなあと感じています。

私が若い頃の30代、40代はよく言えば「大人」だったし、悪く言えば「老けていた」ということかもしれません。

昨日、法務大臣が「成年年齢を18歳に引き下げる」ことについて、法制度審議会に諮問を出したというニュースがありました。

約1年かけて議論するそうです。

憲法改正手続きのための国民投票が18歳でできるとされたことに伴う措置とのことですが、私の中では、「それはそれ、これはこれ」という感じであまり矛盾はないんですけどね。

憲法というのは、全ての国民の将来に関わってくる問題であり、ある程度の分別のある年齢の人には、改正について「もの申す権利」があると思うんです。

 

民法で規定する「成年」とはあくまでも法律行為が正当なものとして認められるかどうかという規定です。未成年者というのは、判断能力が弱く法律的には「無能力者」とされるので、保護が必要との考え方です。実際、悪徳商法が世にはびこっていますものね。

ただし、結婚したり、自分で商売を始めたような場合は成年とみなされます。

ですから、未成年者が法律行為をする時には、法定代理人(普通は親またはそれに代わる親権者ですね)の同意が必要であるという条文が出てきます。(第4条)

携帯電話の契約をする時に親の同意を求められるというような場合です。

 

同じ条文のただし書きで、「単に権利を得たり、または義務を免れるべき行為はこのかぎりではない」とありますので、未成年者の不利益にならないような贈与を受けるとか、債務を免除されるなどの法律行為はできると解釈されています。

ですから、憲法改正に関与していくことも未成年者の不利益になることではないし、18歳から投票できるというのは、私はそれでいいと思っていました。

 

今、この時代に成年年齢を引き下げるというのは、私の中では「うーん、どうかなあ」と考えてしまいます。

人間というのは、人との関係性の中で成熟していく動物だと思うのですが、今の若い人たちは人との関わりあい方が、一昔前に比べるととても希薄だと思います。一言も口をきかなくても、買い物もできる、切符も買える、銀行でお金もおろせるというような社会情勢の変化や、核家族化、少子化などの影響もあるでしょう。

子どもの頃からの人との触れあいの度合いが、私の子供時代を100とすると50ぐらいではないでしょうか。

 

結果、人間として成熟していくのに昔より時間がかかっているような気がします。

個人的には25歳ぐらいを成年にしてもいいぐらいかなと感じますが、それは各方面に影響が大きいでしょうから、そうなると、やっぱり今のまま20歳でいいんではないかなあと思うのですが・・・。

諮問の経過と結果に注目していきたいと思います。

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