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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる14年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

盲導犬も「社員」ハンディを乗り越えて働く

「障害者の雇用の促進等に関する法律」という法律があります。

身体や、知的なハンディキャップ、精神の病気などでなかなか職業に就くことが難しい人達の雇用を促進するための法律です。

この法律では、一般事業主に対して、56人に1人の割合(1.8%)で前述のような人を雇うことが決められています。決められた人数以上の人を雇うと報奨金が支給されます。(300人を超える事業所には、1人につき月額27,000円、300人以下の事業所には21,000円)

常時雇っている労働者が300人を超えている事業所に対しては、達成できなかった場合のペナルティもあります。(不足人数1人につき月額50,000円)

今後、対象事業所を201人以上、101人以上と広げていくとの労働政策審議会の答申が今月出ていました。

今朝の朝日新聞に、盲導犬といっしょに出勤して働く大手IT系企業の社員の方の話が掲載されていました。

24歳と、まだ若い方ですが、先天性白内障に緑内障を発症し、20歳で重度の弱視となってしまったそうです。2005年に入社以来、パソコンのサイトを音声で読み上げるソフトを使い、人事課で採用全般を担当しているそうです。

白い杖を使って通勤していた頃は、会社前の車道を渡るのも一苦労で、電話で同僚に助けを求めたこともあったそうです。

 

昨年12月から盲導犬を得て、いっしょに通勤するようになってから随分と楽になり、行動半径も広がったそうです。「これからは出張にも行きたい」と意欲的です。

会社はこの盲導犬に「社員証」を発行して「社員」として認めているとか。ご主人が仕事中は、同僚が作ってくれたダンボールの「ハウス」におとなしく納まっています。そんな微笑ましい写真が記事といっしょに掲載されていました。

 

猫が好きなら犬も好きな私(マンション住まいでどちらも飼えないのが残念)は、思わず頬がゆるんでしまいました。

ハンディがあっても周囲の理解と協力が得られれば、普通に働くことができる人達はたくさんいるのだと思います。

 

社労士受験生になってから、冒頭でご紹介した法律があることを知りました。企業もなかなか大変だなと、その時は思いましたが、たとえハンディがあっても持てる能力を十分に発揮できる場を提供するのも、企業としての社会に対する責任なんだろうなと思います。

 

企業の経営者たるもの、「儲け」だけを追求するのではなく、この社会で人々とともにあるためには、企業として何をしたらいいのか、常に考える姿勢が大切なのだと思います。

障害者の雇用促進については「高齢・障害者雇用支援機構」のHPにありますので、興味のある方はご覧ください。

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