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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる13年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

図書館の思い出

福島県のある町に全国から23万冊の本が届いたそうです。


町民の要望が強かった図書館を開設するにあたって、蔵書を購入する予算がなかったため、ネットで呼びかけたところ全国から本が送られてきたということです。3ヶ月間で23万冊ですからネットの威力はすごいですね。新しいものが多く高価なものもたくさん含まれているとのことで、不要な本というのが世の中にあふれているんですね。


でも、有効活用できるのですからよかったなと思います。


図書館というと大学の通信教育課程で勉強した時のことを思い出します。

良いリポートを作成するには教科書の他に2~3冊の参考文献を読まなければなりません。何を参考にしたかということも問題にされるからです。


そんなわけで、私はほぼ2週間に一度、仕事が休みの土曜日に大学の図書館に通いました。東洋大学の白山校舎には立派な図書館があります。創立者が哲学者だったせいか、特に哲学や文学の蔵書が充実していました。でも、私はいつも自分のリポートに関係のある法律関係の本しか借りることができませんでした。借りられる冊数に限度があるし、リポートやスクーリングに時間を割くため、余分な本を読む時間がなかったからです。いつか、あの文学書や哲学書を自由に好きなだけ読みたいなあと思っていました。


卒業生は卒業後も在学生と同じように図書館が利用できると知って、絶対卒業してあの図書館に自由に出入りするようになりたいと思いました。


通信教育で勉強することはなかなか大変です。自分でやらない限り1単位もとれないからです。リポートを提出し終わっても単位認定試験に合格しない限り単位は認定されませんし、科目によって論文試験か筆記試験を受けますが、どちらも判定は厳格です。時にはめげそうになる時もありましたが、「図書館、図書館」と唱えつつ勉強に励みました。


通常の開架式の棚の他に地下の奥まった所に電動書庫がありました。
より専門性の高い本や雑誌などが置いてあるのですが、必要があって時々そこにも行きました。高さ2メートル、幅4メートルぐらいでしょうか。普段はぴったりくっつている書庫がスイッチを押すと「ギギギギギー」とおもむろに開くのです。最初は使い勝手がよくわからず、関係ないところを開いてしまったり、何度やっても必要な所が開かなかったりしました。


「もし、私がここにいる時、誰かが閉じちゃったらどうなる?」などとあらぬことを考えたりもしてしまいました。


図書館のお陰で私も無事卒業できました。卒業後は社労士の勉強を始めてしまい、合格後後すぐに開業したため、大学の図書館に自由に出かけて思う存分古今東西の名作を読む夢はかなっていません。


東洋大学のすぐそばにある「おばあちゃんの原宿」と呼ばれる巣鴨のとげぬき地蔵で遊んで、帰りに大学の図書館に寄って本を借りるというのが、目下の私の老後の理想像です。


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