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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる13年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

原理原則を貫くことの潔さ 映画「ザ・コンテンダー」

私は映画を観ることが好きなのですが、最近はなかなか時間がとれず映画館はとんとご無沙汰です。

テレビで放映されるものもじっくり観る時間がない時などは、ハードディスクに録画しておいて、後で時間がある時に観ることにしています。

NHKのBSでやる洋画はCMがないし字幕なので見やすいと思いよく録画します。

時間ができた時に観るのですが、時々これはなかなか掘り出し物だったという映画に当たるときがあります。

この週末に観た「ザ・コンテンダー」という映画もそんな中の一つです。

舞台はアメリカ、ホワイトハウス。

急死した副大統領の後任について大統領が誰を指名するのか話題となっています。

大方の予想に反して、大統領は有能な女性上院議員を指名したい意向を示します。

それを快く思わない司法委員長や、彼を取り巻く一派が彼女を何とか追い落とそうと、まだ十代の頃の学生時代のある出来事をスキャンダルに仕立て上げ、聴聞会で彼女を追い詰めようと画策します。

彼女は、現在民主党ですが共和党の元大物議員の娘で、共和党から民主党へ鞍替えしたという過去もあります。

彼女の夫は選挙の参謀を務めた人ですが、妻と離婚して彼女と結婚して、現在は息子にも恵まれ幸せな家庭を築いています。

 

それらのことを含めて、自身のスキャンダルが持ち上がった時の彼女の態度は、「プライベートなことは自分の政治家としての活動には関係がない。議場は一種の聖域であり、つまらないスキャンダルを語るような場ではない」という態度を貫き通すのです。

FBIも調査に乗り出し、対抗馬と目されるある州の知事が「人格者」だったりすることもあり、彼女が一切の弁解をしないがために窮地に陥るのですが・・・・・。

 

映画は意外などんでん返しを用意しています。

これから観る方がいらっしゃるかもしれませんから、筋を全部言うのは控えます。それぐらい「へえーっ」という驚きがあります。

この映画の製作は2000年ですが、男女同権が進んでいるはずのアメリカでも、女性に対しての保守的な考え方があるんだなあと思いました。むしろ、保守的な人々が遠慮せず自由に意見表明できるだけ、案外女性の置かれている状況は厳しい面もあるのかもしれないと思いました。

 

主人公の女性がどんな時にも冷静に自分の「原理・原則」を貫こうとする態度には好感が持てました。議会は私生活を暴露するようなくだらないことをする場ではなく、政治を論ずる場なのだという、彼女の原理・原則は、「劇場型政治」と言われる昨今の政治事情をも考えさせられました。

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