FC2ブログ

おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる13年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

道路特定財源が生活者財源になる不思議 福田首相会見

私は片道8キロ程ですが通勤に車を使っています。

自宅も事務所もJRの最寄駅から1キロちょっとあり、徒歩圏内ですが時間短縮のためについ車を使ってしまいます。

朝は夫婦2人で乗って行くので交通費の節約もあります。

帰りは遅くまで仕事をする夫を残し、買い物や晩御飯の支度のために私が1人で運転して帰るというのが毎日のパターンです。

ですから、このところの道路特定財源についての騒動については関心を持っています。

昨日の帰りの車中で福田首相の会見をラジオで聞きました。

道路特定財源がなくなって歳入不足となり困っていると訴えていました。1日いくらとか数字を挙げて説明していましたが、運転中だったので細かい数字は覚えていません。

会見の中で道路特定財源を「生活者財源」へと改革するという説明がありました。

 

はぁー? 何だって?

それを聞いて何故か「人を欺いて財物を交付させた者は、10年以下の懲役に処する」という刑法の詐欺罪の条文が思い浮かびました。

 

そもそも道路特定財源というのは、名前のとおり道路整備のために使うという名目だったはずです。

だから、恩恵を受ける車を利用する国民が「受益者負担」する税金ということになっていたはずです。ガソリン税や車の重量税、取得税などです。

最初に作られたのが1953年、当時一議員であった田中角栄氏の議員立法によるそうですから随分古いですね。

当時と比べると物流という面で車は国民生活に大きなウェイトを占めるようになっています。「受益者負担」を言うのなら、コンビニやスーパーで買い物する人だって恩恵を受けているんではないの?と思っていましたが、実際に車に乗る人間は更に恩恵を受けるのだからしょうがないかとまあ納得していました。

 

でも、それを首相が言うところの「生活者財源」、少子高齢化社会の福祉のためなどと言っていましたが、そこに使うとなると話は全然違ってきます。

「生活者財源」を何故車を使う国民だけが負担しなくてはいけないのか?

ガソリン代の高騰により経営がたちゆかなくなった中小零細の運送会社もたくさんあるんですよ。

「生活者財源」というならこの国で生活している全国民が公平に負担すべきではないんでしょうか。

簡単にお金の入ってくる「便利なお財布」と勘違いしているんだろうかと、ラジオを聴きながら腹がたちました。

 

少子高齢化による財源をなんとかしたいと言うのなら、もっと国民的議論をして誰がどれだけ負担するのか、そのために税制はどうすればいいのか、無駄遣いはないのか、特に使い方についてもっと明らかにした上で、「生活者特定財源」をあらためて作っていただきたいと思います。

 

 

 

PageTop

コメント


管理者にだけ表示を許可する