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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる13年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

何気ない顔をした隣人が殺人鬼という恐怖

マンションに帰宅後行方不明になった女性のニュースは大きく報道されたので、私も印象に残っていました。

防犯カメラの映像などから、どうも外に連れ出された様子はないとか、その後カメラに死角があることがわかったとか、いろいろニュースが流れましたが、犯人が捕まらないなあと思っていた矢先、二室隣の男が逮捕され、犯行を自供し始めたということです。

その男は報道陣の取材にも気さくに応じ、30分近くしゃべっていたとテレビなどで伝えられ、逮捕後映像も流れました。

「ロス疑惑事件」、「和歌山カレー事件」(どちらも古くなったので若い方は知らないかもしれませんね)などに見るように、「よくしゃべる奴は犯人」というのが私の中での「法則」です。

犯罪者の心理として「自分が関係ない風を装うため犯人ほどよくしゃべる」というのは、犯罪捜査の現場でもよく言われているそうです。

そんなこともあって、最初から目をつけられていたのかもしれませんが、映像を見る限りどこにでもいそうな普通の人です。

 

それほど腕力も強そうには見えないですが、女性を脅して自室に連れ込み殺害後バラバラにして捨てたり、トイレから流したりしたというのですから、常人ではない何かを持っている人なんでしょうか。

それとも、誰でもそういう狂気は持ち得るのか。私にはよくわかりません。

殺人までいかなくても、最近同様の手口で女性を襲う事件が増えているそうです。

帰宅してドアの中に入るとホットしてしまい、まず荷物を置いたり靴を脱いだりしてから鍵をかける女性が多いということで、ドアの中に入ったらまず鍵をかけるということが重要だそうです。

 

この事件をちょっと社労士的観点からみてみましょう。

被害者の女性は会社からの帰りということで、もし通勤経路中の事件、事故であれば労災補償の対象となる可能性があります。

通勤災害と認められるためには「通勤に伴う危険が具体化したもの」と認められることが必要になるのですが、駅の階段で転んで骨折したというような単純な事例ですとわかりやすいですが、第三者による事件の場合はどうでしょうか。

 

「仕事を終え車で帰宅中の労働者が自宅前に駐車している車がいたので、クラクションを2回鳴らしたところ、その車の一台前に駐車していた車の運転手にクラクションのことで文句をつけられ、その人が持っていたピストルで射殺された」

というような事件も「自動車運転に通常附帯する行為が原因となり発生した」として通勤災害と認められました。

帰宅途中ひったくりに遭い転倒したというような事件も「一般的にありえること」として認められていますから、この事件も通勤経路上であれば通勤災害となる可能性が高いと思います。

 

被害者は買い物をしてから帰宅したようですが、通勤経路をはずれ買い物中は補償の対象から外れますが、通勤経路に戻った時点でまた補償の対象となります。

しかし、マンションに帰宅してドアの中に入ってしまうと、もうそこは通勤経路中とは言えないので、補償の対象外となってしまいます。

もし、マンションの廊下での出来事となると、まだ通勤経路中とみなされます。

一戸建ての場合は自宅の門の中に入ってしまうと、私有地内ということで玄関の外でも通勤経路外とみなされます。

 

本来、おぞましい事件でもっと痛みを感じなくてはいけないはずなのに、こんなことを考えるなんて、凶悪事件続きで私も感覚がおかしくなっているのかもしれません。

労災の通勤については過去記事に詳しくあります。(参照)

労災全般について興味のある方は厚生労働省のHPをご覧ください。

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