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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる13年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

年金は自分でしっかり管理する他ない。それが現実。

今朝の情報番組を見るとはなしに見ていたら、年金の受給資格のことについて話していました。

新聞記事に書かれていることについてキャスターが語っていましたが、なんでも現在70代の男性が、以前厚生年金が受け取れないか社会保険事務所に手続に行ったところ、1ヶ月足りなくてだめだと言われてそのままになってしまったそうです。

しかし、最近生命保険会社に2~3ヶ月勤めたことがあるのを思い出し、調べてもらったところ、名前の読み方が間違ってその分が入力されていて、めでたく厚生年金の受給資格が認められ、月額75,000円を受け取れるようになったそうです。

このような場合は時効が撤廃されていますから、その方は多分遡って60歳からの分をまとめて受け取れることになるでしょう。

社会保険庁では名前をカナ文字で入力して管理しているため、読み方を間違えて入力すると「別人」として処理されてしまう恐れがあるんですね。

最近でこそ別の読み方の可能性なども加味して調べるようになったようですが、「宙に浮いた年金」騒動が起きる前は、窓口の応対も「何とかして年金をもらえるようにしてあげよう」なんて親切心はさらさらなく、一通り調べて資格期間に足りなければ「資格期間がたりないからダメです」で終わっていたようですね。

 

だって、1ヶ月ですよ。

どこかに何か記録がないか、窓口事務を担当している人だったら、入力ミスもあり得るぐらい知っていたでしょうから、間違えやすい読み方の名前の人は「別人」の名前で調べるとか、わずかな手間だと思うんですけどね。

こういう話を聞くと、一体誰のための何のための年金かと思います。

名前の読み方にしてもよく確かめもせず入力していたとしか思えないし、つくづく社会保険庁という役所はひどかったんだなあと思います。

 

この事例の方にしても、もし60歳の時点で月額75,000円の厚生年金が受給できることがわかり、受給していたら人生変わっていたかもしれないんですよ。

75,000円と言えば庶民にとっては結構大きい額ですものね。

それがあれば、もう少し楽な生活ができたかもしれないし、もっと旅行にも行けたかもしれないという話ですよね。その方は現在ご病気ということですが、病気もいろいろなストレスが原因になることもありますから、もしかしたら、病気にだってならなかったかもしれない。

そう考えると、社会保険庁のいい加減な年金保険料管理や窓口の職員の不親切な対応のために金額以上のもっと大切なものを失っているとも考えることができます。裁判を起こせば年金の他に損害賠償だって要求できるのではないかとさえ思ってしまいます。

 

恐ろしいのは、多分、これは氷山の一角で似たような事例がたくさんありそうだと思われることです。一体誰がその責任をとるんでしょうか。

これから、社会保険庁は解体され新しい組織となりますが、そこで働く人については、かなりの人数がそのまま移行するだけのようですから、国民はもうそういう人たちなんだということで監視を強めるしかないですね。

窓口に行った時は窓口職員の名前を必ず確認しましょう。

やりとりもできればメモをとるとかするとよいでしょうね。

「証人」として家族や友人といっしょに行くのもよいかもしれません。

まだ、年金を受け取るまで間がある方は、以前過去記事にも書いたように(過去記事参照)ネットで自分の年金記録をしっかり確認しておきましょう。(厚生労働省HP参照)それをしていればおかしい時に早く訂正することができます。

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