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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる14年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

「初診日」は年金を受け取るための重要ポイント

またまた支部の研修での話です。

「金持ちがさらに金持ちになる」ような年金受給の仕組みはどうにかしてほしいですが、それとは別に庶民がちゃんと年金を受け取れるようにするには、それなりに知っておくべきことがあります。

昨日記事にした講師の方は、支部や県会でも「年金のことはこの人に聞けばよい」と思われているような方ですので、昨日記事にした以外にもいろいろとお話がありました。

情報として、皆様にもお知らせしたいと思います。

遺族厚生年金は退職した後でも、在職中に初診日がある病気で初診日から5年以内に亡くなった場合も権利が発生します。

例えば、在職中にがんなどを患い休職期間の後解雇や退職となり、その後療養中に亡くなったような場合ですね。

その病気で最初に病院を訪れたのが初診日です。死亡日がその日から5年以内であれば同一の病気で死亡した時には退職後でも権利があります。

 

この場合、気をつけなければならないのは、同一の病気ということです。

医師が死亡診断書を書く時に、ただ単にその時の直前の死亡原因として「窒息」、「肺炎」などと書く場合があるそうです。それですと、最初の病気がずっと引き続いているために死亡したということが証明できなくなりますから、なるべく今までの病気をきちんと全部書いてもらうように頼むとよいのだそうです。

また、初診日がいつだったか忘れてしまう場合もあって困るとのお話がありました。診察券の発行日などで確認するそうですが、重い病気などの場合は簡単でもいいですからメモなどをとって記録しておくこともいいかもしれませんね。

 

「初診日」というのは障害年金の場合も重要なポイントです。

在職中に初診日があっても該当するような障害状態ではなく、そのまま退職してしまいその後重症化して障害等級に該当するようになった場合(65歳の誕生日の前々日まで)、障害厚生年金を請求できますので、初診日はきちんと把握しておかなければなりません。

障害厚生年金は身体だけではなく、精神の障害でも障害等級に該当すれば請求できます。在職中にうつ病を発病して退職後に重症化したような場合ですね。

 

ということで、すぐに治りそうもないような病気の場合は「初診日」の記録をしっかりつけておくとよいと思いますが、考えてみると、薬害事件や医療過誤事件に巻き込まれる可能性がないわけではないので、病気になって病院に行った時の記録などは、日付とか医師からきいたこと、薬などについて簡単でいいですからメモしておくといいかもしれないですね。

人間の記憶って案外曖昧ですから、書いて残しておくというのは大事だと思います。

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