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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる14年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

医療保険の改正

二日連続で社労士会の行事の話題です。


昨日、私の所属する県会の研修会がありました。健康保険法の改正についてと、次世代育成支援対策推進法などについて、行政(社会保険事務所と県労働局)の担当者の説明がありました。また、ある支部の方達のいわばロールプレイとも言うべき、社会保険審査会の様子などが紹介されました。

健康保険法の改正については、この10月から被保険者の負担がグーンと増えました。この国の政治家と官僚は自分たちの既得権益を守ることには固執しますが、一般国民の既得権については無視しますね。


一定額以上の自己負担について償還される高額療養費の限度額が引き上げられました。また、70歳以上の方の自己負担割合が現役並みの所得のある方については、2割から3割に引き上げられました。その所得基準も夫婦2人世帯で621万円以上から520万円以上と大幅に引き下げられました。


最もひどいのは、県会の会長からもお話がありましたが、本人及び家族が亡くなった時の埋葬料が一律5万円になったことです。改正前は本人は標準報酬月額の1月分(最低保障10万円)、家族は一律10万円だったのです。本人については最高98万円だったのがたったの5万円になってしまったんです。


これでは、国民健康保険などと比べて健康保険に加入する良い点がなくされてしまいましたね。傷病手当金や出産手当金についても来年の4月からは任意継続被保険者(会社をやめた後も会社分を本人が負担して継続して加入する) には支給されなくなります。


乱診・乱療などについてのチェック機能は相変わらず甘いままで、一般庶民の負担のみが重くなる、いつもつけを回されるのは一般庶民なのですね。「高齢化社会なのだから仕方ない」と言う前にもう少しどうにかならないのか考えてみる価値はあると思います。

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