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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる13年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

「美学」なんて感じない。小泉元首相の引退

小泉氏が首相になったとき、実は私も旧来の自民党政治をこの人が変えるかもしれないと思いました。

官邸から首相名でメールマガジンを発行するというのも新しい手法だと思い登録しました。

首相だけではなく各閣僚も何かを書いていましたが、今となっては、内容を全く覚えていないようなどうでもいいようなことしか書いてなかったと思います。

わざわざ配信してもらうほどではないと思っていたところに、私としては彼に対して著しく「?」と思うことがあり、そのことがあってから配信をストップする手続をしたので、読んだのは少しの間だけでした。

「?」と思う事件とは、彼が膝を負傷しつつ土俵に上がり優勝した貴乃花に対して内閣総理大臣杯を授与するときに「感動した!」と絶叫した時でした。

これで彼のファンになった人も中にはいたかもしれませんが、私は逆でした。

私は特別相撲ファンではありませんが、このとき、相手方の武蔵丸が気の毒だと思いました。

だって、彼は負けるしか選択肢がないじゃありませんか。

とても相撲をとれるような状態ではない相手方に対して本気を出せば絶対勝てる。でも、それってなんか卑怯かなあ?

お客さんも貴乃花が勝った方がうれしそうだし。

なんて考えたら負けるしかないですよね。

武蔵丸をそんなかわいそうな状況に追い込んだ相撲関係者っておかしいんじゃないの?と思いました。

感動するどころか冷めてました。

 

ネットで検索するとこれは2001年の五月場所のことだったということで、小泉氏が首相になってすぐだったのですね。

ただただ大衆に媚を売り、うまくあやつるポピュリズム政治の始まりかとうんざりしました。

その後、「イラクに大量破壊兵器がある」として自衛隊を危険な目に遭わせたりしましたが、このとき、ひとりも負傷者がいなかったのは本当にラッキーでしたよね。

後に大量破壊兵器なんてなかったとわかったのに、国民に対して説明も謝罪もなし。

イラクで人質事件が起きた時も「自己責任論」を流布したのは、官邸ではないかと噂されたりもしました。

 

経済面では公的資金を思いっきり使って銀行の不良債権を処理したのはよかったのかなあとは思いますが、銀行ばかりが得をしたような気がしないでもありません。

彼が首相をしていた時に規制緩和を押し進めた結果のほころびがいろいろ出ていますが、それはまだ評価するのは早いのかもしれません。既得権益に踏み込んだという誰もできなかったことをやったのは事実ですから。

 

彼が引退宣言をして「彼なりの美学」だという言説があります。

「美学」だって? ちゃっかり次男を後継者にして、しっかりと「家業」を守ろうとしているのが「美学」だなんて、笑わせないでいただきたいと思っています。

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