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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる13年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

あざといテレビメディアにうんざり

千葉県で起きた女の子の殺人死体遺棄事件は、ご家族のお気持ちを思うと本当に胸がふさがれる思いです。

元気に笑ったりしゃべったりしていた子が、突然変わり果てた姿となって発見された時のお母さんのお気持ちは、どんなに辛く苦しかったことでしょう。私にも娘を産んで育てた経験がありますが、私がもし同じ立場だったら、錯乱したり身体がどうかなって動けなくなるかもしれません。

容疑者逮捕の第一報をきいたとき、ご家族の悲しみは癒えないだろうけれど、やはり真相がはっきりするのはよいことだと思いました。

その日、テレビの夜10時ぐらいからの情報番組を見ると、逮捕前の容疑者がテレビ記者にインタビューされている様子などが映し出されていました。

殺人事件などの犯人が自ら進んで平然とインタビューに答えるというのは、以前にもよくありましたし、そういうことなのかなと見ていましたら、はっきりと顔を写されて話す容疑者の話しぶりは、明らかに知的に多少の障害のある人ではないかと思われました。

このテレビ局では逮捕された青年をマークしていたらしく、逮捕したら映像を流そうと彼につきまとっていたふしがあります。

昨日の同局の夕方のニュースでは、容疑者がカラオケで歌う様子が映し出されていました。

逮捕を知った友人などが提供した映像かなと思いましたが、素人が撮った映像にしては随分しっかり写っていました。

番組中の説明では、事件後のある日、容疑者が父親の入院している病院に見舞いに行って、帰ってきたところから同行したとのことでした。

カラオケに行くと言うので付いて行って1人で歌い続けるところを撮影したと説明していました。オネェ言葉で話す有名歌手の物まねをしたり、アニメソングなどを「熱唱」するところが、かなり長く映し出されていました。

 

新聞では、容疑者は軽度の知的障害があり高校まで支援学級に通い、その後勤めていましたが(事件前日に退職)、月収が10万円ぐらいと報道されていました。

いわば社会的には弱者の部類に入る人だと思われます。

前述のインタビューを見ていてもいろいろなことにはっきりと意思を持って「NO」と言える人には見えません。

くだんのテレビ局はそれをいいことに、もし逮捕されたら一種の「スクープ」になるということで、接触し様々な場面の映像を撮っていたのでしょうか。

「あざといなあ」と思ってイヤーな感じがしました。

罪は罪として真相を明らかにするべきですが、興味本位の映像を垂れ流しするのはどうなんだろうと疑問に思います。

 

通常の社会生活を送っているので、責任能力はあると捜査本部では考えているそうで、容疑者の名前を明らかにしています。彼は21歳だそうですが、近所の女性に声をかけてついて行くなど、その行動は社会的規範意識が育っていない、幼稚なところも感じられます。

テレビメディアに「良識」なんてないんだよねと、いつもいつも気付かされます。

見ている私たちが自分の見識で判断していくしかないということなのでしょう。

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