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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる13年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

遺族年金1400万円の未払い発覚

昨日、遺族年金1400万円の未払いについて、社会保険庁から発表があったとの報道がありました。


自分の厚生年金(56万円)を受給していた1927年生まれの女性が、1994年に同じく厚生年金を受給していた夫が亡くなり、遺族年金(168万円)と自分の年金のどちらをとるか選択するため、届出をしたにもかかわらず(当然多い方を選ぶ)、社会保険庁のミスで従来どおりの年金が支払われ続けたというものです。


1927年生まれというと、今年79歳ですね。94年当時は67歳、12年の歳月というのは大きいように感じます。私の見聞するお年寄りは60代はたいていの方はまだまだお元気です(お年寄りなんて言えないです)。旅行やスポーツ、その他の趣味を楽しんでいらっしゃるように見受けられます。それが、70代後半になるとさすがに持病が出たり、腰だの膝だのが痛んだりする場合が多くなってくるようです。


社会保険庁は謝罪して差額の1400万円を支払うそうです。時効とか言い出さなくて良かったですが、この女性にとってもっと早くお金を使いたかったのではないかなと気になりました。今、お元気でいらっしゃるかもしれませんが、前述のように多分いろいろな面で「寄る年波」を感じていらっしゃる年代ではないかと思います。もっと早くお金が手に入っていたら、あれもできた、これもできたなんてことはないだろうかと思ってしまいます。


こういうミスは、差額を払えばそれでOKというものではないということをもう少し担当者は自覚していただきたいと思います。人間ですからミスはあります、でもそれを最小限に抑え、また早く発見するシステムの構築は絶対必要ですよね。社会保険庁はその辺はどうなっているんでしょうか。今までも入力ミスなどよく言われていましたが、かなり信用されない組織になりつつありますね。(もうなってるか)


国民としては賢くなって自衛するしかないでしょう。この女性も年金額が従来どおりなのはおかしいと思わなかったのでしょうか。細かいことは気にしないお金に対して鷹揚な方だったのでしょうか。


とにかく、ミスが認められて差額分が戻るだけでもよしということなのでしょうか。社会保険庁は同様なミスがないか調査を始めるそうですが、それによって救われる方がたくさん出ればそれはそれでけがの功名ということになるのでしょう。


遺族年金がどうたらと言われても、年金を特別に勉強していないとわかりにくいと思いますので、明日は遺族年金のしくみについてちょっと書いてみたいと思います。

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コメント


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こんばんは

社会保険庁はゴタゴタが多いですね。

他のブログでも社会保険事務所の行政協力の記事がいくつか載ってますが、社会保険事務所が抽出した社保の未適事業所も間違いがあるようです。
ずっと社保に加入している事業所が未適になっていたりしているようです。

チェック機能が甘いのが原因ですね。コンピュータはほぼ正確に機能します。その前の入力事項やチェックなど初めに人間が行う部分を徹底しないとミスは防げませんね。

もう一度チェック機能強化の体制を再構築して欲しいですね。

卯年 | URL | 2006年11月16日(Thu)23:39 [EDIT]


卯年さん
おはようございます。

日本の役所全般に言えることだと思いますが、国民のお金を預かっているという意識が極めて低いですね。人のお金だと思えば粗末に扱うということはできないはずですよね。

税金の無駄遣いや裏金作りもそうですが、公金は国民からの預かり金で自分達の自由にはならないということを肝に銘じてほしいと思います。

おばさん社労士 | URL | 2006年11月17日(Fri)10:06 [EDIT]