FC2ブログ

おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる13年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

定額給付金支給決定雑感

自民党がごり押しで決めたうえ、自治体に丸投げした(でも自治体の思うようには使えない)定額給付金が、早いところではもう今日から支給が開始されるそうです。

結局は国民の税金を使ってあれこれやるのに「給付金」、「支給」というとただでもらうみたいな感じになるのも面白くありませんね。

ホームレスの人やドメスティック・バイオレンスから逃げているような、事情があって居所が明らかにできない、或いは住民票がないなど、せっぱつまってお金が必要な人には届かないなどの批判を何らクリアーできず、とりあえずやるという選挙対策みえみえの態度にはもううんざりです。

給付金が出たらみんなで使って景気をよくしましょう的なことを自民党、公明党の議員たちが言っているようですが、この人たち本気で給付金で景気対策になると思っているのかねぇと、かなりあきれてしまいます。

お子さんやお年寄りがいて世帯人数もそれなりにいるというお宅は、多少まとまったお金になりますが、たとえ、それらを使ったとしても一時的であり、景気がよくなるなんてとうてい思えません。

それより、チマチマ使わずもっと国民のこれから生きていくのに大切な社会保障や雇用対策、農林水産業対策、環境対策、などに新しいアイディアを出してどーんと使ってほしい。

と、そういうことはずーっと言われていましたが、結局はやる。何なんだろうねぇと思います。

しかも、小泉元首相が郵政民営化を叫んでとった衆院の3分の2の議席を利用して法案を通してしまった。

この3分の2の議席はやはり相当な旨みがあるんでしょう。小泉元首相が退陣してから衆院を解散して民意を問うべき局面は結構あったのに、いまだに解散がない。

 

麻生首相が解散する権利は自分にあると言うたびにひっかかりを感じます。

というわけで、久し振りに憲法を見てみました。

憲法で衆議院の解散を規定しているのは、内閣の助言と承認を得て天皇が国事行為として行うとする7条と、内閣不信任決議に対抗して内閣が行うとする69条だけです。天皇は国政に関する権能がないとの規定(4条)がありますから、結局は解散権は内閣にあるということになり、それを主宰する総理大臣にあるという解釈が成り立つということなのでしょう。

 

しかし、参議院にない解散が衆議院にあるということは、立法部である国会と行政部である内閣が対立した時に互いに抑制し三権分立を守るとともに、主権者である国民の民意を問うためです。

麻生首相というのは、主権者が国民であるということを理解しているのか疑問です。不支持率が8割にもなっているのに総理大臣の座に居座ろうとするのは、憲法の国民主権の精神を踏みにじるものではないのかなと思います。

「100年に一度の未曾有の経済危機」と言うぐらい大変な局面なら、きちんと民意を問い自らの政権の正当性を証明してから、景気対策でもなんでも進めていただきたいと思います。

〔管理人注〕この記事を書いた後で、以前にも同じような記事を書いたことを思い出しました。

     衆議院の解散についての「解散権の所在」についての判例などが記事になっています。

     興味のある方はご覧くだい。(参照)

PageTop

コメント


管理者にだけ表示を許可する