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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる13年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

「いじめ、嫌がらせ」が追加 心理的負荷による労災基準の見直し

2009桜 月曜日に桜について記事にしましたが、写真がなかったので、昨日事務所のすぐ近くの桜の「名所」へ行って撮ってきました。

小学校の正門前の歩道が並木道になっていて、桜花のトンネルができています。それを下から見上げてパチリと撮ったものです。

この近辺はすぐ近くに1kmぐらい続く遊歩道の桜並木があり、そこも見ごたえがありますし、そばの公園にも数本の桜がまとまって咲いていて、どこを向いても桜が満開でそれは見事です。

そんな写真とは全然関係ないのですが、6日に厚生労働省が心理的負荷による労災の判断基準の一部改正を発表しました。(参照)

心理的ストレスによる過労死については県会の研修に行った時のことを先週記事にしました。(参照)

講師の方が基準については見直しがされる予定とおっしゃっていましたが、年度が変わり早速発表されました。

主な改正点は、心理的負荷の要因となる項目の中で今まで入っていなかった

「ひどい嫌がらせ、いじめ、又は暴行を受けた」(強度Ⅲ)、

「複数名で担当していた業務を1人で担当するようになった」(同Ⅱ)

「違法行為を強要された」(同Ⅱ)

「顧客や取引先から無理な注文を受けた」(同Ⅱ)

「達成困難なノルマが課された」(同Ⅱ)

非正規社員であるとの理由により、仕事上の差別、不利益取扱いを受けた」(同Ⅱ下線部分が新たに追加)

などとなっています。 

特に、労災が認定されるか否かで強度Ⅲが一つでもあると認定される可能性が高いと講師の弁護士さんがおっしゃっていましたので、

「ひどいいじめ、嫌がらせ」が強度Ⅲとしてあらたに付け加えられたことは影響が大きいのではないかと思います。

 

近年、職場での人間関係がもとで心理的ストレスを抱える人が増えていると言われます。

特に「いじめ、嫌がらせ」なんて話を聞くと、いい年した大人がと思ってしまいますが、する方も何らかのストレスを抱えている場合が多いのかもしれませんね。だからと言って他人、特に弱い立場の人をいじめてうさを晴らすなんて最低だと思いますが、時として最低のことをしてしまうのが人間なのでしょう。

でも、いじめがもとで社員がストレスから病気になったり、最悪の事態になったりという可能性もあるわけです。そうなると事業主の安全配慮義務も問われることになります。

また、社員同士の意思の疎通が悪くなって業務に支障をきたしたり、職場の雰囲気が悪くなって生産性が下がったり、優秀な人材が退職してしまったりというようなマイナスも出てくるかもしれません。職場のいじめはけして看過できる問題ではないのです。

 

職場でのいじめは個別に働きかけをするより、全体の問題としてとらえ、「いじめは絶対に許されない」「懲戒処分になることもある」ということを就業規則等に明記して、社内的にも啓発活動をする、ポスター一枚貼るだけで社員の意識が変わると言われます。

また、社員が過度のストレスを抱えているような何らかの原因はないか職場をチェックするなどの方策が会社には求められるでしょう。

私が事業主だったら、スペースがあれば桜の樹を植えるかもしれません。

他にもお花を植えるかも。きれいなものを見て嫌な気分になる人はいないと思うからです。犬を飼うなんていうのも効果があるかもしれませんね。

ということで、冒頭のお花の写真に話がつながったところで今日は終わりに致します。

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